中国人の友人から、ショップのチームが北大壷まで車出してるのをみつけたよ、との誘いを受け、まずは味見、と乗ってみることにしました。
朝6時わざわざ車で迎えに来てくれました。ショップまでは大体30分くらいの距離。6時30分ごろに着いたのですが場所がよくわからず探すこと15分。ようやく発見。
疯滑雪苑という名前のショップ、さしずめクレイジースキーハウス、って感じでしょうか?10人くらいが店内で待っています。店はボードの専門店。スキーの私で大丈夫?昨晩の飲みすぎがまだ冷めておらず、外で待ちますが、マイナス18度という割には暖かく感じます。そして車、トヨタのコースター(マイクロバスですね)。ショップのものらしい。乗り込んだのが合計15名、運転手さん入れると16名で出発。
一番近くの高速の乗り口から高速に、と思ったら、封鎖されています。あいたた。地道か。こりゃ当分かかるわ。とりあえずいつもの高速の乗り口のほうまで10分ほど走って並行する道へ。あぁ~、と思ったら横に入っていきます。しばらく走って、環状高速のひとつ北の入り口へ。なぜか入れました。聞くところによると、誰かの知り合いがその入り口の管理してるんだとか。そんなので閉鎖の高速に入れるんだ、、、すごいぜこの国。
バスの中で見てみると、女性陣はみんなきれいだし、イケメンの兄ちゃんもおり、、、俺だけ飛びぬけて年寄りじゃん、、、、、この際歳は忘れることにしときますが、でもちょっと気詰まり。それに日本人だし。おとなしくしておこう。
10時ごろには到着、荷物を解いて準備したけど、一向に動きがありません。リフト券待ちか。待つこと相当。なぜかゼッケンが配られました。今日はリフト券はないんだそうです。なんじゃそりゃ。
とにかくそのゼッケン、ちょっとでも見えてればいいから、とのことで、リフト券入れにねじ込んでピッとだします。しゅっぱつにあたりなんとチームの連絡で4時30分出発になりました。
ゲレンデを見て愕然。せっかくおととい雪が降ったのに、まったく圧雪していません。
ゲレンデ全体が非圧雪。こりゃくたびれそうだ、、、
滑り出してみると、いつものエッジがけんかする雪ではなく、さすがにふかふか。面白いけどくたびれる。
休み休み滑ります。まさか北大壷でこぶの練習ができるとは。うれしいような、しんどいような。
途中、チームの皆さんと一緒にゴンドラに乗るのですが、上述の事情でいつものようにしゃべりだせずおとなしく話を聞いていると、イケメンの兄さんは航空会社勤務、色白のかわいい系のお姉さんは研究機関勤務の四川人。確かにみんな自分の道具持ってきてますから、こちらの馬鹿だかい価格を考えるとそれなりのアッパー菜皆さんですよね。このあたりの皆さんはやりだしてしばらくして面白い盛りのころのようです。
それでもちょっと休憩を挟んで飯も食わずに4時まで。
上がってくると、大体皆さん上がっているようです。とっとと荷物を片付けて、これまた待ったりした時間を過ごして4時30分ごろに動き出します。
バスにのって、しばらく、しばらく、しばらく待っても帰ってこない人がいます。でもみんな騒ぐ風でもなく。さらにしばらく、しばらく、しばらく、、、、、もう5時を過ぎました。ふーん、ゆるいぜ。みんなの携帯番号聞いてるんだから、連絡すればいいのに、と思ってしまうのは日本人?そして待つこと40分、ようやく戻ってきましたが、話によると、連れが骨折したらしい。危機管理どうしてるんだろう、などと思いつつ、さらに待ちます。とうとう私の友人が空腹に耐え切れず、カップめんを買いに行って戻ってきました。そしてなぜかその骨折はどうなったかよくわからないまま、さらに4人ほど乗ってきて助手席まで一杯。積み上げたボードたちは広報司会をまったくなくす天井までの積み上げ。そして出発。友人はラーメン食えずに困ってます。しばらくするとなぜか寄り道して食べ物を仕入れる人が。そこでスープから飲んで事なきを得ました。
帰り道、飛ばす飛ばす!そしてショップに7時30分到着。2時間ちょっと。好成績です。
話では骨折した人の手術代が4万元だとか。ほんと,この国怖いわ。
310元でリフト券と往復運賃込みは魅力的ですが、お気軽に行きたい様な気もしたすっかりくたびれた一日でした。