さて、 リフトが止まるまでしっかり滑ったあと、引き上げてくると、例の貸しスキーの兄さんが、靴脱ぐのを手伝ってくれるわ、後片付けを手伝ってくれるわと、気持ち悪いくらいのサービス。だいじょうぶかなあ、、、
明日は9時にはすべりに来ると告げ、道具も預かってもらいます。
部屋で着替えてプールへ。整理体操代わりに1キロほどゆっくり泳ぎ、外のジャグジーに。相変わらず寒いですが、ゆっくり入っていたら入れ替わり立ち代りこっちの人たちが。凍った床の上を転がって気勢を上げたり、楽しそうです。
部屋に帰って改めて風呂に入ってから、アペリティフを楽しむためバーに。
メインのバーテンダーは今年はマレーシア人。日本語上手です。軽く一杯飲んでいると、去年教えてもらったフランス人のインストラクターがあらわれました。こちらにも軽く挨拶。なんか帰ってきたな~という気分でうれしいものですね。
ちょうど、明日のレッスンを予約を受けてもらえる時間になったので、そちらに移動。絶対クラス5!で、登録リストの記載内容に言語の欄があったので英語指定。さて、誰が来るんだろう?
さて、夜のビュッフェレストランも、中華料理率が40%を占めています。そういえばこちらの人と北欧に出張に行ったときも、中華がいいと毎日言われ、毎日探してたいしたことない中華料理食べてたのを思い出しました。見回してみても、去年よりインターナショナル感がずいぶん低下しています。
席について食事を始めます。去年なら日本人とかアフリカンとか、東南アジアの国々のスタッフとお話しながら食事をして楽しかったのですが、今年は見渡してもそれっぽいのがほとんどおらず、中国人スタッフが自分たちで固まって食事してます。
半分くらい食事が進んだところで、中国人スタッフ2人が、いいですか?と相席してきました。話すとインストラクターだそうで、日本とこちらのスキーの違いや、こちらのスキーの残念なところから始まり、いろいろな方面の話をしました。名札のバッジには中英の国旗が書いてあったけど中国語onlyでしたが。彼らのたち際、その一人が、日本人のスタッフがいるんだよ、ああ、今入ってきた、紹介するよ、といって離れていきました。待つことしばし、12年11月に着任して、今年の春の桂林の新店オープンのために中国慣らしに来てる私と同い年の日本人の女性が現れました。今年もやはり、ほとんど日本人客いなくて、こっちの人と結婚した女性が2~3人だそうです。また、日本人スタッフも今年は1人だけ。イタリア人のシェフがご主人だそうで、一緒に来てるんだそうです。伺うと,何せ田舎も田舎ゆえ、何にもないところや、ごみが落ちていても拾わないスタッフの教育に困っていることなど伺いました。わずか2ヶ月あまりでずいぶん濃い経験をされています。
食事が終わっても話は尽きず、アペリティフを飲んだバーに。こちらでいろんな方を紹介してもらいながら話に花が咲きます。そして、夜のアクティビティの時間になったので、会場に移動。
今夜の出し物はファッションショー。ショップで売ってるウエア類を着てスタッフがファッションショー風にキャットウオークして騒ぐ、わけです。去年は演芸上手のアフリカンの人がみんなと演芸やってたんですが、今年は韓国人と中国人がメインで、あと少し西洋人と、残りは中国人スタッフ。ひとわたり終わって盛り上がったところで、各国のスタッフがその国の流行の歌で踊る、のですが、踊っているのはほとんどスタッフ。やっぱりこののりは中国で無理なんだろうか?1時間ほど楽しく踊ってから、休みに帰ります。
リゾート内の状況見るにつけ、来年はもっと中華風になるんだろうなあ、と中国の修正力の強さにある意味気の毒さと、軽い恐怖を覚えました。(つづく)