昨晩の忘年会を終えてから、夜汽車で天津へ。天津発1435の名古屋行きに乗ろうと思うと、それしか方法がなかったので。天津駅到着予定時間は10時50分ごろ。遅れてもこれなら間に合いそう。

朝になり、朝っぱらから車内販売で白酒売ってるのにあきれながら(飲んでるやつもいる)も、無事ほぼ定刻に到着。それなら、空港バスがあるらしいからそいつに乗ってみよう。

ネットによれば北口にある、とのことだったので北口のほうに歩き出したところ、どういうわけか閉鎖。やむなく南口改札を抜けます。でも、表示はもちろんなし。

とりあえずバスターミナル、と書いてあるのでそちらのほうに歩き始めます。これもAとBに分かれてる。きっとAだろうとめぼしを付けてAまで。どうも市内ばすらしい。そこで掃除のおばさんに聞くと下だ、とのこと。上ったエスカレーターを階段でおります。降りてみても表示なし。今度は警官にききます。あっちだ、後ろのほう。後ろってナンだ?

とにかく指差す方向に歩いていきます。おお、後ろ広場というのが出てきた。こっちか?歩き続けます。ご多分に漏れず、威圧感を与えるために馬鹿でかく作ってあるので、あるけどあるけど広場のような通路。しばらく行くと北口、の表示が見えてきました。北口から出て探してみるか。

結局、本来なら出れるはずだった出口にシャッターが下りていて、ああ、もし出口が開いてたらここだったのか、と認識。そしてどんつきの北1号出口。サービスカウンターがあります。二人女性がいますが声をかけると、フードをかぶって隠れます。なんじゃそりゃ。さらに激しくたずねると、ようやくこちらを振り向き、10番出口だ、といいます。それどこだ、あっち。またあっちかよ。

来た道を戻ると、10号出口の看板が。また端から端まで。

エスカレーターのあるでかい出口はなぜか封鎖。さらに前に進むと、ようやく10号に曲がる道が。さらに歩くことしばし。10号出口を登り終わりました。所要30分。歩いた~。

でも出てみるとこれまた表示がありません。客引きタクシーがたっぷり。聞いても教えてくれるわけないので、駐車場の門番に聞いてみました。あっち。、、、ああそうかい。

あっちに向かって歩き始めます。しばらく歩くと、青いバスがとまっています。それっぽいぞ。

そばまで行ってみると入り口に2人と、運転席に1人の男性が。これは空港バスか。そうだ。お前の飛行機は何時だ?14時30分だ、シンガポール行きか?違う、名古屋だ。1時間30分前には着かなきゃいけないんだぞ。そうかい、きっぷはどこで買う?乗ってからだ。そうか。

とりあえず乗り込みますが、一人しかいません。別の人が着て聞いています。30分に1本らしい。今11時20分(結局40分かかってる)、12時までに出て1時間で着けば間に合うから楽勝です。何が起こるか観察することにしました。

ひょっとして、と思った11時30分には出発せず、40分ごろになってようやく3人ほど乗ってきました。そこで私に質問した男が、”15元、値段一緒、俺の車に乗り合いでどうだ、すぐに出るぞ、こっちは待つぞ。”

おい、お前タクシーだったのか。まあ、でも15元で空港までいけるのならいいか、ととりあえず乗ってみます。後ろ3人はきついですが、わずか20分だということで辛抱。

そして12時過ぎに無事到着、約束の15元を支払いました。

やっぱりバスには乗れなかったなあ。つるんでバックでも取ってるのかな?バスの運転手たち。

公共インフラ、やっぱりこの国じゃ当分無理だなとおもいしらされました。