上海のオフィスビルの一階に新しくできた日本料理店。お昼をいただいて、食後にトイレ。
手洗いの水は自動化されてるのですが、どこに手を出せば水が出るのか解らず、手をあちこち動かす。
結局止める手間が要らないだけで出すまでに相当努力が必要なのは、こっちだとどこも同じ。上海の新しいオフィスビルの日本飯屋でもこれか、、、
いかにも日本的な技術がこちらでコピーされ、本来の利便性とエコの本旨からはずれて、ついてればいいか、的なスタンダードになってます。
どこに手を出せば水が出るかの綿密な研究のあと、こういった商品投入したはずですけど、コピられたとたん、魂抜かれちゃってます。そういえば水がどばっと出てとびちる、こちら製のなんちゃって水洗便座も同じ。これじゃよさが伝わらず、本来の意味での普及につながりません。まあ、こっちの人は出なければ洗わないから、ビル管理会社にとって見れば、水代節約できていいのかなあ、、、
ワールドスタンダードが、安さで決まるなら、ビル管理会社が喜ぶ水栓になってしまう。日本人も、こちら製の百均の時計がすぐ壊れるとわかりながら売ってる現実があるから、日本は大丈夫とも言えなそう。
日本だけは踏みとどまって、世界のクオリティオブライフの向上に貢献したいけど、数重苦にあえぐ日本企業に残された時間は少なそうです。頼むぞ!もうじき決まる新政権。