4年前との変化の大きさに驚きつつ、また、ちょっと上海っぽくなっているところも気になりつつもやっぱりいいなあ、と思うのでした。
当たり前の満足、たとえば、空港チェックインで席の属性やマイルについて笑顔で聞いてくれる、とか、ホテルでまともに例とチェックアウトの交渉が英語ででき、そのほか空港バスなどのインフォメーションが取れる、とか、人にぶつかりそうになったらお互いソーリーという、とか、レストランの従業員が笑顔で誇りを持って働いてる、とか改めて気が着いたことを言い出したらきりがありません。
そこから先のプラスアルファで、インターナショナルであり、食べ物もおいしく、行きたい場所も多く、どこに行くにもアクセスがよい、また、私にもまだ物欲があったんだなあ、と思い出させてくれるたくさんのお店たち、などなど。
今朝は4年ぶりに会った香港人の友人と、ニッコーホテルのそばの百楽門で朝飲茶を楽しみました。入った瞬間、がやがやしたさんざめきと、いいにおいが立ち込め、ああ、香港に来たんだなあ、と実感。3時間くらい、だらだら食べながらお茶を飲みながら四方山話に花を咲かせました。その際、チムサチュイはすでに、大陸の人間が買いあさりに熱心で、環境がよくないので、普通はあまりこない、と聞きました。なるほど。確かに広東ロードあたりはひどいことになってました。賃料も上がってあの辺りにあった食堂もほとんどなくなってたし。友人ももといた会社がたたんだので自分でやろうかと思って充電中とのこと。がんばって欲しいものです。
それにしても香港が香港らしくいられるのもいつまでなんだろう。例の健康団体へのアンチの看板がスターフェリー乗り場を覆っているのを見ながら、2047年に思いをめぐらせ、ちょっと切なくなりました。