朝6時から空港に走ります。幸い雪は降っていません。また、いつもならめぐり合う、葬式の隊列もなし。順調です。

空港に向かう高速の入り口に、制服の約100人程度が高速の入り口の両側に並んでびしっ、としています。何かの訓練?運転手はそんなことを言っています。

順調に高速を走り、降り口。おっと、こちらにも制服組約100人くらいが列を成しています。やっぱり偉い人の見送りなんじゃない?と私。

そして空港、チェックイン。なぜか、重慶経由昆明ゆきが、6つあるチェックインカウンターのうち3つを占めています。いつもは全部フリーなのですがなぜか今日だけ行き先区別。それも1便だけ。おかげで残りの3つが大混雑。重慶行きはほぼ待ち時間無しではチェックイン。なんなんだ?

そして安全検査。4つあるうちの一番奥が残り2人でなぜか封鎖されています。もちろんほかのところは大混雑。その一番端、客がいなくなったところで、別に入り口が作られ、そこに2人警備が立って、重慶行きだけ入れています。

出発時刻は私の乗る広州行きが7時50分、重慶行きは7時55分。

気長に待ってようやく安全検査。ならなくてもやるボディチェックはお約束。搭乗口に向かいますがなぜか今日はバスゲート。その途中の通常のゲートが重慶行き。ここにも50人くらいの職員が並んでびしっとしています。

たぶんやっぱり。駐在地の省の書記が政治局員入りを果たし、重慶の書記に異動になったニュースは聞いていましたが、これが着任異動便?見送りと、飛行機を絶対遅れさせないように、一般の人のチェック強化と客さばき?

私の飛行機は10分遅れの8時に離陸しました。やっぱり偉い人が先なのかな。

これが昔に比べて控えめなのかどうなのかわかりませんが、10数年前に上海にいたころには、あんまり感じなかったけどなあ。政治色の強い田舎町に駐在して何かと思い知らされる毎日です。