さて、さっき歩くのもつぼ足しそうな頂上の腰くらいまでの雪、ほんとうにすべれるのか?開放されるのはどのコースか?5号と呼ばれる非圧雪のコースか?でもそれもしんどいなあ、、、

いろいろ考えつつ中間駅、係りの人から降りるように言われます。

上のほう、充分雪あるじゃん

だめです。

ああそうかい。まあ、仕方ありません。降りてみると、草というか枝というか、ブッシュが見えていて、もちろん圧雪などされていません。ああ、これだと石も多そう。また板が傷むなあ、とちょっとへこみながらも、とにかく今シーズン1本目、気合入れていきましょう。

滑り出してみると雪は硬いは重いは。よっこらよっこらとおりていくと、正面から圧雪車が。ちょっと待て、今通るから、と叫んでいます。おう、ぜひ圧雪して頂戴。待つことしばし、圧雪車が通ったあとを追いつつ、追いついてしまってはちょっと待ったりしながら、降りては行くものの、石ころ多い!

ごりっ、がちっ、あいたたた。

そうこうしつつ、どうにか一本降りてみると、やっぱりやめられない、せっかく来たんだし、すぐに2本目。

滑ってみると、一回圧雪車とおっただけで、あとはもう来てません。狭い圧雪面に、待ちかねた人々が詰め掛けたので、さらに岩が掘り起こされました。あいたた~。でもそれを下るとまた登り、結局4時まで滑りっぱなし。迎えの時間から見てそんなもん。それに暗くなってきたし、夜の早い当地ではもう見えなくなってます。はあ、滑った滑った。

片づけを終わらせる前にタクシーから電話、到着したよ。了解!デポジットを返してもらいに受付に行くと、これまた昨シーズンかおなじみになったお姉さん。ひさしぶり~とご挨拶。どれだけ面割れてるんだ、と同行の後輩君は驚いています。

タクシーで駅まで。うとうとしているうちに市内に、あれっ、ここは曲がるところじゃないよ。ひょっとしてと思うとやっぱりガスステーション。ガスを充填します。おっちゃん、悪い人ではないんですが、良くも悪くもレベルの低い田舎のおっちゃん。運転中の電話の声はうるさいし、車もぼろいし、交通ルールはいい加減だしで人には薦められないのがつらいところ。とにもかくにも充填が終わったものの、エンジンかからず。無理やりかけて走り出すけど、アイドリングが安定しない。あと10分、というところで停まってしまいました。エンジンフード開けていろいろ調整。幸い列車までは時間があるので、のんびり待つしかありません。何とかかんとか走れる状態になるまで10分くらい?駅にたどり着くと5時50分。結構かかりました。出発まで1時間有るので、何とか少しでも早い列車に変更できないかと窓口に並びます。ようやく順番が廻ってきました。それにしてもどうして1つの窓口しかやってくれなくていつも並ばされるんだろう。ほかは客いないのに。出遅れたためもあってか、元々予約してる列車まで満席とか。30~40分に1本走ってるのに。へえ、そんなに移動需要あるんだなあと改めて驚きます。

発車まで時間があるので、荷物チェックを受けてから出発ロビーのケンタッキーで晩御飯。お互いくたびれた状態につき、話しつつ、出発30分前。一応、出発口に。各ホームに改札がついてるスタイルは全国統一。一応定刻らしく、しばらくすると改札が始まりました。乗り込んでみると、本当に満員、デッキにも人が。やむなく、板を出発抱えて出発。走り出してしばらくすると、乗務員から横に寝かせろ、と。でも通路にはみ出すじゃん。とりあえず言うとおりにしたものの、通路の往来もあり、車内販売のワゴンも通るので通り過ぎてから再度抱え込みます。大きな声でしゃべっていた立ち席の担ぎ屋とおぼしきおばちゃんが、喧嘩を始めました。やっぱり2等車うるさい!耳栓はいつも必要ですね。

精神を落ち着けつつ、本拠地の駅に到着。長い階段と通路を歩いて、駅の反対側に。外に出ると、また雪です。バス停までさらに歩いて、バスを待ちます。だってこの雪でタクシー捕まえても距離でないから拒否されるし、いちいちネゴする気力もないし、気分も悪いし。程なくバスが来て、板を抱えて乗り込み約15分で到着。はあ、充実した日曜だった!寝る前に40分ほど水泳して、眠ったのでした。

今年も冬にスキーでダイエットするぞ!