昨日は、豚肉でぼたん鍋風の鍋を作りました。

材料は基本現地調達。

その中で、経験上油揚げと焼き豆腐がありません。あげは、日本に帰ったときに買ってきて冷凍庫にほおりこんで置くのですが、使い勝手がいいのですぐ使ってしまいます。

スーパーで歩き回っていてふとひらめいた。そういえば、火鍋屋にいったときに揚げっぽいやつあるじゃん。大きいさいころくらいのやつ。豆腐類の売り場に戻ります。

あったあった。豆泡って言うんですね。思えばほかにも豆腐皮とか鍋物にあいそうなものは多いですが、まずはオリジナルの材料で作ってから、ということで見送り。

豆腐は、沖縄豆腐と木綿豆腐の中間くらいの固くてでかいやつ。これは定番であるのですが、焼いたら焼き豆腐になるか家内に尋ねたら一笑に付されました。豆腐のままで行きます。

あとごぼうが品切れ。代わりにレンコン。まあ、根菜だからおいしいですよね。

結び糸コンもたまにあるのですがこれも売り切れ。

肉は、ちょうど肩ロースのうまそうな塊があったので、それを買いました。というのも、元々塊しか売ってないし、薄切りは冷凍のばら肉のくるっとまいたやつしかないので。こちらで鍋というと冷凍させてくるっとまいたのが定番。東来順という北京の老舗のラムしゃぶ屋が、薄く切るのに冷凍したのが始まりと思われますが、今となっては罪深いぜ。でも私には100均の簡単砥石がある!これを買ってきてから肉の薄切りが可能に!面倒くさいけど仕方ないですよね、ないんだから。皮付きなのでまずは皮を切り取って、2~3ミリの厚さにスライスしていきます。こっちの豚は脂身が分厚いので、ぼたんの花のように(はうまく切れないが)なってそれっぽい。もちろん肉の赤身などでは足元にも及びませんが。

あとはにんじん、大根、白菜、春菊(香りが弱い)、しいたけ、えのき、白ねぎ、そして特売で売ってたサトイモも入れてみました。

味噌は、とりあえず日本の赤味噌を使ってみました。この間こっち製の豆味噌でそれっぽくはトン汁はできたのですが、冬に備えて仕込んだねたを使わないのは惜しい。

さて、持って来た昆布で出汁をとって、根菜から煮込んで、味噌をといて肉もしっかり10分くらいて、葉物の野菜を乗っけて出来上がり。火から上げて食卓に出します。

おかげさまで大好評。特に脂身がうまかったですね。今年の冬の楽しみが増えました。こちらにはカセットコンロがほとんど普及していないので、卓上電熱鍋でも買おうかな?