今日、入金のため浦東開発銀行に行ってきました。キャッシュディスペンサーが3台。そのうち、現金預払機があれっ、一台増えて2台になってます。
たまたま、その新しい機械があいていたので、そちらを使います。
カードを入れて、暗証番号押して、現金の入金、っと。
ぎこちなく紙幣投入口が開いて、そこに現金を入れます。最高1万元まで。100枚ですね。
がががががっ。がががががっ。がががががっ。がががががっ。
元々あった機械より時間がかかります。さあ、何枚入ったか、と見てみると、99枚。優秀です。
それも帰ってきた1枚は千切れたやつを紙で貼り付けてあったやつ。
前の機械だと100枚入れると10枚以上帰ってきてました。
ずいぶんストレスが減りました。
それにしても、いい加減な機械をまず普及させて、それからぼちぼち改善してく、って、マーケットのでかさゆえとはいえ、えげつなくすごいことです。
そういえば、最近駅の更新と一緒に配置され始めた自動改札機も、方向、向きを指定されてます。へぼいです。
日本だったら、研究に研究を重ねて完成度の高いやつを作って、それで、まず市場で優位に、というスタイルでしたが、それだとすぐにコピーされるし、開発時間も長い。
太陽電池みたいに熟す前にこっちでコピーでがんがん作られて、先駆者利益が取れず腐っちゃいます。
現金預払機の技術って、日本では30年以上前から普及してたから、決して新しいものではないですが、これまではそれなりのシェアを維持してきたはず。それをマーケット閉鎖して、へぼいのからだんだん成熟させたってのが今回ですね。これで打って出られたら怖いですね。
このスタイルで、それほどに詰まってないものを売りまくられたら、本当に質のいい物を作るひとがいなくなっちゃう、、、、、さあ、どうしましょう?