守衛小屋のほうに歩き出してみると、守衛小屋の裏から自転車を引っ張り出してくれている従業員がいます。
そこでいきなり、
この自転車いくらで買った?ときかれます。これこれしかじかと説明。
次は守衛が出てきて、いい自転車だな、いくらで買った、とまたきいてきます。中古で2000元ならまあまあだが新車4500元以上は高いなあ、とコメント。
すると今度は守衛の下っ端が同じ質問を。守衛の年上のひとがハンドルもつの手伝ってやれ、と指示が出て、クラブを括りつけるのが楽でした。結構フレンドリーな雰囲気。
帰りは、きついのはいやだなあ、と思っていつも車で来る道をとおります。それでも結構アップダウンあり。
車道に出ると、これは走りやすい。アップダウンはあるもののくだりでは40キロくらい出て車の流れにそこそこ乗ります。元々分岐した合流地点まで来て見ると、自分の体力が落ちているせいか、ほぼ同じ時間。街の中を信号に引っかかるたびに方向転換しつつ帰るのですが、さすがにすごくしんどい。途中、ボーリング場のあるビルの前でへたり込んで休憩。少し走って病院の前の屋台のジュース売りのおばさんからスポーツドリンクを5元で購入。あんまり冷たくないなあ。でも多少は元気になります。それにしても荒れてる側道は荒れていて、とてもチャリで走れる状態じゃないのがつらいところ。市内の道のとおりやすさを知るには毎週走らなきゃならないかなあ、などと思いつつ、だんだん街の中心に帰ってきます。
隣にVANがちょうど停まりました。窓開けて声かけてきます。
帽子どこで買ったの?
はあ?帽子が何?(頭に糖分が廻らなくなってきてるので反応が遅い)
いっているまに離れてしまいましたが、面白がってました。
さらに内側は、歩いたこともあるので近道わかります。ちょろちょろっと。そういえば、前輪のブレーキがおかしいのを直してもらおうと思っていたので帰りにショップによってもよかったのですが、何せ、頭に血が廻ってなくて、まともにしゃべれない。熱い自転車乗りたちにがんがん話しかけられるのが億劫。結局そのまま帰ることに。帰りは2時間弱。へろへろ+休んだ割には、最後の近道でリカバーした感じかな。
たどり着いたら、とにかく汗が止まらず、30分ほど休憩。整理運動としてスロースイムを45分ほど。サウナと、水風呂と、ジャグジーで無理やり血をめぐらせて。
家族にスカイプしましたが、長男の友達が来てて、ちょっと雰囲気が違ったのと眠かったので早々に退散。7時過ぎには寝ました。
これで、自転車に乗るめどは立ったものの、これから寒くなってくるからなあ。何回のれるか、ちょっと楽しみでもあり、心理的にはちょっと重いかな、といったところです。
(おしまい)