昨晩駐在地に戻ってきました。

日本で、このところ話題と聞く正麺携えて。

帰途の北京空港での乗り継ぎがいつものごとく大幅遅れで結局飛行場で通常の2時間+追加2時間、乗ってから1時間待たされましたので、最初の1時間辛抱してから食堂街に。

第3ターミナル国内線では上のフロアにケンタ、味千ラーメン、そして中華のファーストフード屋があります。日本で散々ラーメン食べてきましたが、なんとなく味千に。

うーん、サービス悪い。

ホールのひとの客さばきと後片付け悪い。注文取りに来て、自分の都合で聞きたいこと早口でまくし立てて押し付ける。麺の量は2両(100g 標準)、3両(あとからわかったが5元増し)、4両どれにする、なんてメニューには指定できるともなんとも書いてないぞ!注文聞いてから前払いで現金もって行ったが要求するまで(結局麺が届いたあとに)受け取り。調理場は一応マスクはしてるが、配膳はマスク無しで無駄口ばっかり大声でしゃべってるから意味無し。

そして、多分継ぎ足すのが面倒で横着しているのか、調味料類はテーブルにまったく無し。出来上がってきたラーメンもゆですぎで味が薄く、うーん、これはつらい。

中国での成功をかさにきてか、メニューには”世界の味千”、と日本語で表紙に書きなぐってますが、これで日本を代表されたら日本のラーメン屋が気の毒です。

目先稼ぐのも大事ですが、クオリティはキープできる仕組みを作ってもらいたいものです。

喋り捲って動きの悪いホールも、物投げまくってる厨房も、ため息モノ。やっぱりサービス業って、物を投げて配っていた計画経済から20年やそこらでは民度アップができないのはわかるのですが。


そして、今日の昼飯は正麺。おお、ストレート麺が新しい。茹で時間2分。なるほど、最近の硬め意識か。指定どおり作ると固めの麺のおいしいラーメンができました。ちょっとマルタイっぽいけどね。

味としてはこちらの勝ち。がんばれ日本の袋面!


でも、その味千すらないこの街にいると、他の街に行ったときに味千でも入っちゃうのが悲しいなあ。