今日、北京モーターショーに行ってきました。
まずホテルから駅に向かう道、昨日と違う道を通ってみました。
ちょうどショートカットできそうな斜めの普通の道があります。
歩いていくと、駐車場に入ります。
抜けられないよ
と声がかかります。
周りを見ると、別の駐車場に入っていくひとが何人か。
こちらも行き止まりでしたが、行き止まりの柵の1本が折れているのと、柵の脇に足がかけられるところがあるので、女子はくぐって、男子はまたいで乗り越えます。ふーむ。
高架の脇の道を歩いていくと完全に道をふさぐ大きな水溜りが。
上の柵に手をかけるとぎりぎり登れる程度の壁を登って、壁の上を歩いて回避します。
トンネルをくぐると、駅のすぐそば。
緑地の中のケモノ道をとおります。でないと相当大回り。泥地でねっちょりはしていますがみんな通ってるのでずいぶん踏みしだかれてますし、本当にゆるいところには石がおいてあったりします。
駅までで5分ほどショートカットできました。
博覧会場までは2回乗り換え。
すごいひとなので柵が作ってありますが、隙間が開いていてそこからみんな通っています。ふーむ。
乗り換えも同じく、隙間をとおります。
国展駅からチケット売り場への移動も、これまた中間に余計な緑地帯があるのでみんなねっちょりしたケモノ道を通ってチケット売り場に行きます。
お上は自分の業績のため威張れる見た目優先の使い勝手の悪い公共施設を作り、下々は自分に都合のよいように抜け道を作る。
外来のものは、ケモノ道を理解して通らないととても大回りしなければなりません。また、通ってもいいケモノ道と、だめなケモノ道があります。また、国際感覚から見て通常泥道を通るのははばかられますし、緑地を踏みしだくのはマナー違反です。
この国の縮図じゃん、とビジネスではケモノ道を通れない日本人は思ったのでした。