土曜日、上海からの帰り際、南京西路のがってん寿司で、ブランチに寿司をつまんでから市内を離れることにしました。
13時55分のフライト、最近の交通事情がわからないので一応離陸の2時間30分前に市内を出ることを目標に、2号線の地下鉄そのままで行くか、龍陽路からリニアに乗り換えるかにします。静安寺からバス、もいいのですが、ぎりぎりまで楽しみたかったので。
さて、11時の店内はまだ仕込み中感が強かったですが、すでにお客がちらほら。
で、ヒラメを頼んだら、少しお時間ください、これからさばきますから、とのこと。
青い袋から、生きたヒラメが出てきました。ふーむ、すごい。早速縁側のところを握ってもらって、はぁ~極楽。
それから11時40分くらいまでウニだ何だと本能の赴くままひたすら食べ続けて、おなか一杯。結構高いねたも食べたつもりだったけど、200元だったら納得です。ちゃんと生きたねた仕込んでるんならなおさら。駐在地の食い放題、口に入れるのをはばかられる古さで300元ですから。
住んでる人数も約500倍違えば、そりゃ、ちがうわな~。
それにしても、同じ国でここまで違うか?
そこでいろいろ考えてみると。
今の本拠地は、かつて上海で経験したのとにてるけど違う形で進化してます。
日本の地方都市だって、そうだといえばそうです。ただ、やっぱり日本は均質にレベルアップしてますね。
これってやっぱり情報の質が均一だからなんでしょうね。
こっちだと、テレビは同じでも、そのほかに事実を知る別のルートを持つか持たないかで理解度が違ってきます。公的メディアを信じるレベルが地域によって9割から3割くらいまで違う体感です。人づてにしか入らない情報はやっぱり距離や密度でちがうので、均質になることはありません。今の体制から見て永遠にないでしょう。
日本の文化や、交流などまったく知らされないひとが、生きたヒラメを求めることはないでしょう。
しこしこと自分で知る範囲の中での上質化を求めるから、白酒が世界で一番高い酒になっちゃうんでしょう。
当たり前といえばそうですが、いくら待っても上海にはならないんだなあ、と改めて思いしらされました。