3日目は伊春の自然公園から。朝食を、ラーメン屋でみっちり食べます。何でラーメン屋?かとは思いましたが、朝から麺も不思議ではないので。特製牛肉ラーメン、やたらと量が多くて辛くて。その上、追加で頼んだしし唐炒めが辛くて朝から大変。
その後、車で自然公園へ。
最近、やたらと自然公園がそこここにできてますが、こちらも同じのり。
入り口そばの駐車場に停車して、えっちらおっちら歩いて門まで20分くらい。
かつては、材木の伐採で栄えたんだそうですが、自然保護の観点から伐採が制限されたため、観光地としていきていこうとの選択らしい。
入場門を入ってさらにガイドに先導されて木製の小道を奥へ奥へ。
赤松の世界の90%はここにあるのが自慢だそう。
そうするうちに広場に出て、鉄塔があります。登れるらしい。大体30メートルから50メートルくらい。
ちょっと疲れてますが登ってみます。登るに従い、渦巻状に塔を登る階段が緩んでいることがはっきりしてきます。確かに針金で留めてあったりボルトが緩んでいたり。2段の展望台があるのですが、上のほうはまさにぐらぐら。大勢でゆすれば金属疲労で半年で折れるレベルか?日本では味わえない恐怖とスリル!
さすがに長居は無用とさっさと降りました。その後も小道を通ってリスなどにめぐり合いながら歩き続けます。ガイドは、倒木も撤去せず自然のまま、ここにはこの歩道以外はすべて自然のままです、といってますが、小道沿いにはごみが散乱。こっちの人が道端にごみを捨てるのも、まあ自然といえば自然ですが、ごみ自体は自然のものじゃないぜ。ごみ以外はね、と一応ガイドに抵抗して笑いを取ります。
一渡り見て昼過ぎになりましたが、腹が減らないので、そのままラフティング?へ。
漂流、と表記します。車で移動中、注意事項をあれこれ。確かにラフティングらしい。
現地に到着、見回すと、ごみと見まごうばかりにうずたかく詰まれた救命胴衣。紐が切れてるやつがほとんど。
これをつけるのか、、、案の定部屋干し臭い。
次はゴムボート、と見るや普通の2人のりのゴムボート???更衣室もあるにはありますが、ブロックを積んだ壁と天井に、入り口に布をぶら下げただけ。トイレは裏の見えないところでやるそう。相当厳しいです。
オールが船に積んでありましたが、これまた、棒の先がちょっと平らになっている、すりこぎとタマネギ炒めるかき混ぜ棒の中間くらいの重いもの。
川に出ると、なんだ。さいたま県北部の荒川程度の幅があり、拍子抜け
2時間弱こぎ続けましたが、道中ラフティング的な流れはなく、流れるプール以下のスピード。まさに流れる公園の池の手漕ぎボート、ゴムボート版、といった様相。あー、くたびれた。
到着した先もろくな施設がなく、書くのもはばかられる汚いトイレでとりあえず着替え。お疲れ様でした。
ホテルのある市内まで戻ってチェックイン。その後、すでに締まっている土産店をガイドが無理やり開けてみやげ物の品定め。買い物は終わったのにガイドのキックバック計算に手間取って待つこと20分。ありえねー。
夕食は地元料理。結局いつもの東北料理で新味はありませんが、まあいける味。
ガイドさんや運転手さんも交えての宴会。結構いろいろ話が聞けたのはよかったかな。
夜はさすがに疲れたのでとっとと就寝しようとしたものの、エアコンのリモコンがない。
各部屋なかったようで、フロントに頼むと、うっとうしそうにおばちゃんが来て、涼しいのがいいのね、じゃああんたは22度、と勝手に決めていじってとっとと出て行きました。
おかげで布団にもぐってぬくもりを楽しむという、今の日本ではありえない、というかそれ以上の寒さの中睡眠、明け方にあまりに寒いので、エアコンのコンセントを抜きました。
戦いの日々は続く(なにしにきてるんだか、、、)