昨晩雨が降ったようで、道がぬれています。
すっかり涼しくなったので、麻のジャケットと長袖シャツにインナーにTシャツと割としっかりした格好で出かけます。
もうひとつのターゲット観光地、コロンス島。
ターゲット、ってほど入れ込んでたわけではないのですが、まあ、お手軽に行けそうだし、と大して期待せずに。そこに古い建物や、日光岩なる名勝地もあるし、まあ、いいでしょう、ってな感じです。
街の様子がわかってきたので、大通りまで出てバスで埠頭まで移動。埠頭行きのバスが多いので楽勝です。きれいなのに1元だし、じゃんじゃんやってくるので便利。30分あまりかけて市内を練りながら港まで。
港についてみると、観光船がある。でもどうも当てにしてたのと違う。40元は高い。しばらく行くと、どうやら本当の渡し舟らしいものを発見。出る前にホテルで、どんなのか聞いておいたのが功を奏しました。行きはただ、帰りに払う。そのまま桟橋でまっていると、2階建ての船が。ちょっぴりスターフェリー風。早速乗ってみると結構な混雑。2階は1元とられるそうだけどやっぱり気持ちよさそうな2階へ。
本当にわずかな距離なのですが、船旅気分。風が気持ちいい。
島についてみると、連結電動カートみたいな観光用の乗り物が。一人40元くらい。ちとたかいなあと思いつつ乗り込みます。一応島を一周してくれるらしいから。淡々と島巡りの乗り物は進む。ビーチがいくつかあって、しばらくするとほぼ一周。日光岩の登り口、なるところで降りました。
うーん、びーちであそんでますねー。この寒いのに、足こぎボート(夏仕様の水かかるやつ)を漕ぎ出してる人たちまでいます。やっぱり人口の割りに海水浴場少ないから仕方ないのかな。結構うまそうなレストランもあるし、気にはしつつ、日光岩入り口のほうに進みます。雰囲気がだんだんコロニアル~な感じになってきました。日光岩が見えます。ひどい人だかり。登っても上までいけそうにありません。それに60元!高い。観光地得意のセットチケット90元!ピアノ博物館なんて要らない。ということで、観光を断念。最後の1区間を10元出して例の乗り物に乗る気もしないので歩いて埠頭に戻ることに。そうすると、次から次からいい感じの店や屋台が。小腹もすいてきたし、そのうちの1件に入ります。沙茶麺(海鮮いり)15元、魚つみれスープ(中になにやら具いり)10元、煮凝り2個で10元。牡蠣の玉子焼き、というかお好み焼き20元。さあ食べよう。それとビールもね。
どれもおいしいですねー。沙茶麺は店店で味が違うようで、これは楽しめそう。
満腹になって歩き出してみると、道が迷路みたいにいろいろ伸びてて、面白そう。迷ってみます。
道端で生ジュース絞ってたり、イケメンのクレープ屋があったり、また、昔の別荘風の建物が軒を連ね、そこにカフェがあったりと、なかなかいい感じ。いいとこじゃん、ここ。
なんか日本の観光地みたい。やっぱり台湾経由、日本の影響?
海産物屋を冷やかしてみると、巨大なハモの干物が。わずか80元、買って帰りたいけど、とてもキャリーに収まらない。ほかにもえびや定番のホタテ、あわび、ふかひれなど豊富です。そして、高山茶。いい香りです。
結局、10時ごろから3時すぎまで遊んで、また連絡船。今度は8元でトークンを購入。やっぱり1元払って2階に。ついてから、昨日も歩いた中山路を歩きます。まずは昨日見ておいしそうだった、ねぎのたっぷり入った牡蠣いりお好み焼き(ねぎ焼きの牡蠣いりか、ってくらい)の店の場所を再チェック。晩飯のターゲットに。また、ちょっと戻って昨日怖くては入れなかった路地を探し出しました。昼間見ると怖く無いじゃん。でも入っていくと迷路のよう。でも辻辻に子供たちが遊んでいて昔懐かしい雰囲気。生活の中に入り込んでしまいました。迷路なので本当にどこを歩いているかわからず、なんとなくぶらぶらするとようやく広い道に。ああ、おもしろかった。
とりあえず見覚えのある道だったんで、バスに乗ってみると、ホテルの手前で曲がってしまい失敗。一応見てから乗ったんだけど。バス停の名前間違ってたみたい。そしてそこから歩いてホテルまで。ああくたびれた。
ということで、ホテルの宿泊者にともらったクーポンで足マッサージ。約1時間。足底だけじゃなくて腿までやってくれたので気分最高。
それから、中山路にバスで戻って、晩御飯探し。途中、光る竹とんぼみたいなおもちゃを売っている露天商が。1本5元を3本10元で買ってとりあえずチープだけど土産ゲット。
いろいろ見て歩いたものの、結構夜が早いようで締まっている店も多い。結局、ねぎ牡蠣焼きは食べたいからということでそのお店に。ラッキー、あいてます。
おお、すごいねぎの量。おいしそうです。早速一人前注文。ねぎが牡蠣の臭みを消して絶品。これまでのベスト。その路地を入っていくと、ねぎ焼きの屋台からつながる列車のようになった座席が。その看板に書いてある老閩南という店に。間口2件の狭い店ですが、前の通りの席はこの店のものみたい。ということでその席に、店から持っていったメニューを持って座って、オーダー頼むと確かに通る。また、オーダー取りに来てくれたのが看板娘。国家制度的に弟は無理なので親戚の小学生なのか二人の掛け合いが面白く、黄魚の紅焼、ピーナツ粥、アサリの辛味炒め、煮凝り、白菜炒めと焼きビーフンをオーダー。冷たいビールを頼んだら、ないから隣でもらってくるねとにっこり。やるじゃん、看板娘。
どれもおいしくいただけるし、屋台風で楽しかったです。
研究の結果、ホテルの前までバスで帰れることがわかっていたのですが、バス停まで15分、最終バス10時にもかかわらず、レストランで勘定を頼んだのが15分前。悔しいので途中走って何とか終バスをゲット。
無事ホテルに帰り着きました。