今朝は5時起き。40分に家を出て駅に向かいます。
うひょー、寒い。今日はマイナス25度。外に出た瞬間に鼻毛が霧氷です。
本当は7時過ぎの動車組(250キロタイプの車両)で2時間で移動できるはずだったのですが切符が手に入らず。野の列車、北京に昼にはつけるということで、結構利用者多いです。
ということで普通の特別快速。所要約3時間。2階建て向かい合わせ固定、リクライニングなしタイプのクラシックな車両。その上、寒い!みんな上着を着込んでいます。窓は凍り付いて膝が冷えます。上着を最初は脱いだのですが、着込んだ上に帽子をかぶり、最後には手袋まで。膝掛けないのでかばん乗っけて凌ぎます。どうなってるの???
相変わらず駅の手前まで10分前について、入線待ちで15分遅れで到着。こんなので350km列車ちゃんと運行できるのかなあ、3分おきに北京上海走らせるとか言ってるけど、それなら途中駅のホーム片道6面は要る計算です。終着駅は片道20面?さすが共産主義、土地は自由になりますからそれくらいいけそう。
と文句はさておき、昼のパーティーに出席して、事務所で仕事をちょっとしてからタクシーで空港に移動。
瀋陽の街も寒いですが、うちのほうほどではありません。
空港まで約50分。途中運転手タバコがんがん吸ってます。臭い、煙い。自分の脇の窓をちょっぴり開けてますが、全然追いつきません。私もまず自分の脇の窓を、そして反対側の窓をおのおの全開にして、帽子をかぶって白い息。それでも吸い続けるのー。たいした根性、って言うか受動喫煙堪忍。
最後には、駐車場代をケチるつもりか、そのまま到着に並ぶつもりか、到着の駐車場の外側につけやがった。あいやー。歩いてターミナルまで、それからエスカレーターで出発ロビー。
さくっと入ったものの、案の定上海便は流量控制(交通量制限)で、約1時間遅れ。幸か不幸か、今晩約束してた人が体調悪かったのでキャンセル。一安心。
もちろん乗ってからもしっかり待たされるのは織り込み済み。今日はなんとなくお勉強気分だったので中日辞典で遊んでました。
夜8時に浦東空港着。物は試しで、遅くまで走るようになった地下鉄で2号線南京西路まで。途中で乗り換えるんですね。でも、昔こんなとこまで来るのは大変だった川沙がこんなのでつながっちゃうんですからねえ。人を観察しながら1時間弱で目的地まで。
今日の漢庭酒店南京西路店。南京西路の駅のそば。降りて3号出口を出てみると、なんかすごくきれいです。呉江路が歩行者天国に。フーン、すごいなあ、上海は。
徒歩5分足らずで到着。石門一路沿いです。一階はダンキンドーナツ。場所も便利。これで1泊280元は買いでしょう。部屋もまあまあ。隣は家族亭。ふーむ。久しぶりに街が歩いてみたくなりました。
そこで現金ポケットに突っ込んで、夜食ハンティング&現状確認散歩。
石門一路を南下し延安路の陸橋をわたって瑞金路に変わったすぐの巨鹿路を西へ。そのまま陝西路。途中、茂名路にも漢庭が。すごい店舗数。
陝西路を南に下り、長楽路をちょっとはいって、昔馴染みの福ちゃんに。相変わらず一杯。ご同慶の至りだけどちょっと挨拶位して来ればよかった。また、陝西路を南昌路まで下る。途中、淮海路の交差点の、第1食品~市場の跡地にでっかい建物が建設中に、ちょっと感慨。
南昌路を東に。ここは昔よく昼飯を食べた地域ですが、建物は変わってないけど、店や雰囲気は変わってますね。淮海路の美臣大衆点に夜中について、よく行った伊加伊もモデルチェンジで肝心の担仔麺までなくなってちゃだめでしょう。客少なかったです。瑞金路まで戻って今度は北に。このあたりあまり変わってないと思ったら、所々壊されてます。長楽路を西に。道沿いは雰囲気保ってますね。その北側はすっかり取り壊されちゃってますが。そして茂名路を北に、南京路まで。
さすが上海なんでもあるし、すれ違う人の2割くらい日本人。通りすがりの人だけでうちの街より多かったんじゃないかな。砂鍋粥の専門店があったのは、ちょっと気になりました。食べてもよかったかも。
結局、呉江路の鍋品麺吧なる、新概念麺バー、に。カウンターで買って食べるファーストフード式。鍋で焼き付けたり、鍋でぐつぐつさせたりするのが名前の由来らしい。私は汁なしタイプのテッチャン入りあえ麺を。鍋を強力な火力で焼き付け、そこにテッチャン、たまねぎ、青梗菜などをぶち込んで炒めたところに面を投入、ジュウジュウいってるのを鍋ごとサーブ、というもの。いいにおい、うまそう。唐辛子味噌を入れてよくかき混ぜて、ビールと一緒に掻きこみます。あつうま。24元ならいいかも。ビール込みで30元の夕食。
帰りに、憧れの全家(ファミリーマート)を彷徨して、ビールとソーセージを買ってホテルへ。コンビニ無いですから、うちの街。
総じて、ずいぶん変わったものの、まだ昔の面影残してるところもあってほっとしました。でも早晩なくなりそうだし。かつては自分の街と誇れた街も、すっかり他人行儀でちょっとさびしいですね。