車で一時間ほどの蓮華山滑雪場に日曜日に日帰りで行ってきました。

幸い、最高気温はマイナス11度まで上がる、ということと、お天気、ということで、快適なスキーが楽しめるかも。

ホテルのアクティビティだったので、ホテルを11時に集合、出発。

社内でサンドイッチを食べつつ、外の風景を眺めます。

そういってるうちに、窓が凍る凍る。しばらくすると何も見えなくなりました。爪でこりこり、指でなでなで、ようやく外を覗けます。

少し走ると、農村風景が。このあたりまで来ると除雪が甘いので、あたり一面雪景色。市内とは様子が違います。

1時間ほど走ると、なぜか、しけた動物園のようなゲートが。ここで入場料10元を払ってさらに奥へ。

10分ほど走ると見えてきました、ゲレンデ。
チャリでお出かけ派in中国東北

いかにも最近作りました、という、思ったよりよさげなレストハウスで、レンタルスキーをチョイス。レンタルスキー+3時間リフト券で120元。それほど安いもんじゃありません。

まず、お金を払って、ICカードを受け取ります。

そのカードを持ってうろうろしてると係りのお姉さんが寄ってきて、私が靴を取ってきてあげると。

道具が新旧あるようなので、新しいやつ、を依頼。

サイズは靴を見ればわかる、と持ってきたサイズが27,5.絶対大丈夫と履かされるも私の足は25,5、あうわけありません。靴が合わなきゃはじまらん、古いのでいい、といったら、リアエントリーのインナーが破けてるやつ。はいてみると、インナーがへたってて、さっきのと変わりません。

それなら元のやつ、といったら今度は28.5。戦う気力をなくしておとなしくそれを履き、今度は板。

あっちだ、とさされて、これまた古い日本のスクール上がりの板とアトミックのカービングがあったのでカービングをカウンターで依頼。一番長いので162だそうでそれを借りました。


チャリでお出かけ派in中国東北-レストハウスのレンタル風景

いよいよゲレンデへ。でも板と靴が合ってないな、と思ったら外にいる兄ちゃんが、直してくれます。

ストックは?と見ると、かけてあるやつからみんな勝手に選んでます。ほぼ全部曲がってるのでなるべく曲がりが少ないやつをチョイス。

選んでいると、お前初めてだろ、滑れないだろ、俺がコーチしてやるとコーチの押し売り。さっきの靴のお姉ちゃんもこの類らしい。キャリアだけは長いぞ、と追い払います。


ゲレンデはというと、クワッド1本、ベア1本、子供用ベルトコンベア1本。いずれも低速です。

コースはペアの中腹から下にボードパーク。中級コースと迂回の初級コース。

真ん中にどーんとベルトコンベアで初めて&初心者向け。

左手にクワッドで、これも迂回と中級。


チャリでお出かけ派in中国東北-リフト

まずはペアリフト。入り口は、リフト券のicカードをピッとして、棒を向こうに倒すタイプ。低くて使いづらい。

で、リフトにはなぜか毛氈状の赤いベルベットでくるまれたマットが敷いてあります。雪降ること想定してないし、降っても解けないからこれでいいのか、すごい!

で、乗ってみるとのろいのろい。支柱10本くらいのコースに上り10分以上かかります。あー寒っ!インナー手袋してスキー手袋してるのに手が凍ります。脇に見えるゲレンデは、まあまあ雪はついているみたい。

さあ到着。なぜかリフトのおり場が凄く降りづらい。脇に出てスケーティングしないと、椅子にはねられる。ひどい設計です。

気を取り直して一本目。雪は悪くないけど、圧雪された氷の上に乗っかっている感じで、時々むき出しになった氷に乗っかって足をとられそうになります。でも、まあ、そこそこ快適。

さあ、っと滑ると1分以内で下まで。そしてまた10数分リフト。ううむ。

けど、久しぶりのスキーで楽しい楽しい。

もう1本のクワッドに乗ってみます。今度は支柱16本くらい。同じく激のろ。こっちは15分以上かかります。その間上ったりちょっと下ったり。

着いてみるとこれまたさらにひどい設計で、クワッドの左右にいったんよけて降りて、それから次の椅子が来るまでにのぼりの線を越えてくだりの椅子を避けてコースへ。何でまっすぐ降りれる設計にしないの?その上、監視の人は一人も外にいません。そのうち事故るぞ!

滑ってみると最初緩斜面、のち中斜面、のち激緩斜面で滑れる中斜面の距離はのはペアと同じくらい。だから誰も乗ってないんだ。

でも右手の坂にエアリアルの立派な施設が。あとで聞いたんですが、中国代表のエアリアルの選手はここのゲレンデ出身らしい。国威発揚優先仕様!

ということで、ペアリフトぐるぐる。

最初はやばいと思ってしていたフェイスマスクも、そこまでの寒さじゃなかったのではずしました。日本でふぶいたときのほうがえぐい!リフトではネックウオーマーを顔に当ててしのげば問題なし。

ぶちぶちいいながらも、今年初めてのスキーを3時間休みなし(というかリフト上の休み長すぎ!)に楽しみました。


けどちょっと物足りないので、今度は車で2時間30分、アジア大会のおこなわれた北大湖へ行く作戦です!