ヨーロッパ自転車たびから帰って、1週間近くが経ちました


旅のまとめをブログに書こう、と思ったものの、何を書いたらよいものか、考えていました


今まで、このブログを読んでくださった方々には、ほとんど関係がないかもしれませんが、これからヨーロッパを、自転車で旅しようと考えている方々に、少しでも参考になればと思い、

EuroVelo 8

EuroVelo 7

EuroVelo15 (Rhein RadWeg )

Romantische Straße 

の、4つのサイクリングルートについて、自分の経験から感じた事を、書いていきます


今回は、EuroVelo 8, Mediterranean Route について


EuroVelo 8 は、スペインのポルトガル国境に近い街、カディスから、キプロスに至る、全長7,500kmにも及ぶサイクリングルートです


私が走ったのは、カディスから、2200kmほどですが

その範囲内で書いていきます

このルートは、ガイドブックまで作成されていて、かなり整備されているものと期待して、走り始めました

スタート地点のカディスでは、EuroVelo 8 は、ここから始まる、というような標識があるのではないかと、探し回りましたが、結局は無いようです

それどころか、ガイドブックに記載されている、カディスから海沿いにジブラルタルの方に向かう道路は、自転車通行禁止になっています

旅は、初日から予定変更となり、山側の道を走らざるを得ませんでした

スペインでは、サイクリングロードはほとんどなく、一般道路を走ることが多かったです

自動車専用道路ではないものの、準高速道路のような道路を多く走り、特にインターチェンジを走る際には、かなり緊張を強いられます

出口車線から、本線に入らなくてはならないのですが、クルマにはスピードが100km/hを超えているので、後を振り向いて確認しても、すぐに近づいてくるので、注意の上にも注意が必要です

ただスペインでは、自転車を追い越す際には1.5m以上の距離をとりましょう、という道路標識が多く設置されていて、実際、多くのクルマが、距離をとってくれていました

EuroVelo 8 に関して、スペイン国内では、予定線であるルートがほとんどで、しっかりと標識が設置されていたのは、この場所くらいでした


この道路が、EuroVelo 8 のハイライトのようで、


EuroVelo 8 ガイドブックの表紙を飾っています


このダート道は、10km以上続き、粘土質の土で、雨の後に走ったため、泥がタイヤとブレーキの間に詰まり、何度も走れない状態になり、落ちていた棒を探して、泥をこそげ取らなければなりませんでした


フランスに入ると、サイクリングロードが増え、安心して走ることができるケースが多くなってきます




イタリア国境に近いところでは、EuroVelo のために作ったと思われる立派なサイクリングロードもありました


スペインの全てと、フランスの前半では、ツーリスト・インフォーメーション・センターで、EuroVelo を訪ねても、全く認知されておらず、何の情報も得られませんでしたが、フランスの後半では、ツーリスト・インフォーメーション・センターで配布している地図に、EuroVelo  と記載されていました


イタリアに入ると、EuroVelo 8 の標識は見なくなり、実際に予定線のままの状態で、ほとんど一般道を走っていました


総じて、EuroVelo 8 の、スペイン、フランス、イタリアに関して、EuroVelo に関する認知度は低く、サイクリストさえも知らないルートのようです


また、EuroVeloと表示がある道は、ダート道のケースも多く、自転車で走破するなら、ロードバイクという選択肢はなく、グラベルロード、マウンテンバイクまたはランドナーなどの使用を勧めます


EuroVelo 8 は、地中海沿いに走って行くのですが、海岸線はアップダウンが多く、平らなビーチ沿いを走るのは、フランスのニース近くの、ホンの一部だけになります


EuroVelo は、EuroVelo として、サイクリングルートを作るのではなく、既存のサイクリングルートを繋げ、ルートとルートの間は、交通量の少ない道を選んで繋いていく、という手法で、ルートを作っているようです


なので、既存のサイクリングルートが無いような場所では、EuroVelo の予定線のままでいるようです


最後に、自分の感想ですが、EuroVelo 8 について、立派なガイドブックを作るならば、それより前に、サイクリングロードの整備や、ツーリスト・インフォーメーション・センターの職員などへの周知が必要と感じました


次回は、EuroVelo 7 について、書いていきます