このたびあの名作にハマりました。
※ 無駄に長い萌え語り記事です。シリーズネタバレ・FAあり注意です。
白状すると、10年以上前から読んでみたかったんです。
心理戦ありのバトルもので濃くて熱いのとか絶対大好物だな~でも何十巻も置けるスペースないしなぁ…と尻込みしてたのです。
何故よくわからんタイミングで購入したのかというと、電子書籍版が発売されていたからです。紙本派ですが「一歩目」を軽くして出会いを作ってくれるという点で電書好きです。
半年前は某逆境無頼な賭博漫画を楽しく読んでました。巻数多い漫画買うにはベネ。お金は飛ぶネ。
眠れぬ秋の夜長に、いっそ冒険しちゃうか!とkindleでシリーズ一気に買ってみました。
いや めっちゃ面白かった…
内容は、全編通して立ちふさがる敵を撃破していき、最後に「部」ごとの大ボスを倒す能力バトル漫画です。
まずは、ひとつひとつの物語、謎、キャラクターや展開がとにかくドキドキハラハラして面白い(私は阿呆なので難しい部分もありますが)。
そして物語の雰囲気が部ごとに全く違うのがすごい。様々な年代の地球のあっちこっちが舞台になっています。読んでいて『火の鳥』を連想しましたがああいう壮大さ。それぞれ独立して成立している物語群をいくつも並べたら、一大叙事詩が生まれるのです。そのどまんなかを貫くJOJOの血統はもちろん、脇役やその子孫が部を跨いでゲスト出演してるのもつながりを感じて好き。康一君とかツェペリさんとか…あと有名どころだとスト様とかですかね。
現実の歴史やオカルト話をまぜまぜコネコネして生み出された、先生の頭の中の世界史年表をのぞき見させていただいているような、そんな楽しさがあります。私のちっぽけな頭じゃ絶対に届かない領域のスケールに圧倒されっぱなしでした。
個人的に一番好きなのは、少年漫画的ギャグとアツさのテンポが最高な3部です。
3部パーティ、愉快で可愛くて↓の写真(登場は5部)が大好き。
この写真公式イベの特典になってるとか素晴らしいな~。
垣間見える道中を妄想するのが楽しいです。
明るいジョセフ&ポル君との功績はヒジョーに大きい。他の皆も意外とお茶目なんですよね。
ギャグを差し挟みつつコミカルに道中進みながらも、終盤はぐっとシリアスで、とてもメリハリが効いてました。
読了時の達成感や喪失感、こもごも入り混じった旅の終点の感覚。
それで「終わったよ…」ですよ。
スラダン読み終えた時みたいな、泣いた後スッキリしたみたいな。
「ああ、良いもの読んだ…!」感が本当に好き。何度も読んじゃう。
旅を眺めていたいと言えば、7部のギャグふかしつつ死闘を繰り広げてる道中もたまらなかったです。
420→かなり大爆笑とか。ゾラゾラとか。濃いコーヒーのくだりもグッド。ジョニィははたして天然なのかボケなのか。
タイプも違うし決して以心伝心ではないけれど、一緒に戦ってアホやって心を通じ合わせていく雰囲気が好みでした。ああいう一場面の挿し込みでラストがより染みるんだなあ…。
ずっと気になってたものは今日手に取ろう!という教訓を得ました。
電子で買ったおかげで部屋に漫画本は増えなかったけれど、結局グッズが増えています。笑

増えた例
というわけで、ドにわかながら「入門」しました。
忙しい最近ですが新しい推し作品に出会えてとても元気が湧きました。
にわかなりに謙虚に勉強しつつそっと楽しませていただきたいです。
来年あたりからまたアニメ放映するらしいし、4部スピンオフも始まるしで、追う喜びもありそうです。
ジャンプ系有名作品はなまじっか情報知ってる状態で読むことが多いのですが、これはこれでパズルのピースが嵌るような別ベクトルの楽しさがあったりします。(NARUTO、DBでもやった)
特にこのシリーズは新本格界隈にファンの先生方がちらほらいらっしゃるようで、ミリしらだけどうっすらと顔見知り、みたいな状態でした。初めて認識したジョジョネタは戯言シリーズの
「立禁止」だったかな。10年越しにあれは4部ネタだったのか!って無駄に感動しました笑 というか調べたら
まとめてくださってる方が。ほぼ全編にわたってパロがあったとは戯言も読み返さなきゃ…
他に記憶にあるだけでも『
挑戦者たち』でもポルポル君もどきがいるし、『
密室・殺人』にもスタンド的な存在が登場します。
スピンオフ小説も追々読むつもり。
あとネットで聞いたことのある名言が飛び出しまくるのはびっくりしました。名言の量がえげつないぞこの作品。声に出したくなるパワーがすごい。
しかし大人気ご長寿作品なだけあって、ファンブックなどの本編以外の本も欲しいけど、たくさん出ていてどう買ったらいいのかがわからない。がっつり設定資料集とか見たい…。
思い切って知恵袋先生でお尋ねしてみたら、ご親切な先輩ファンの方が教えてくださいました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10252420685
JOJOVELLER(ジョジョベラー)という画集に同梱されている「スタンド辞典」でしょう。 スタンド設定はコミック内のオマケページでもほぼ同様のものを見ることができます。
資料集というわけではないですが、ジョジョニウムでは荒木飛呂彦のキャラクター17人の説明があります。 ジョジョメノンはインタビューや対談から、各部の作風の違いやテーマ、アイデアの元を知ることが出来て楽しいです。
なるほど…!!!
親切な方が回答してくださってめちゃくちゃ嬉しいです。本当にありがとうございました!🙆💕
早速購入!うほー!!
とりあえず最大目的のスタンド辞典。内容ものすごい充実ぶりでなんともワクワクする分厚さ!!スタンド一体につき最低でも一ページで、読みごたえもバッチリでした。メインの画集の方もおおきくて美麗で…先生の絵柄の変遷や作画の工夫話もよめて唸りっぱなしです。あと地味に見返しのマップデザインが好き!推しの名前を探そう☆
というわけで、よい買い物でした。ちょっとお値段張るけれど、これ一つでシリーズ通して大分楽しめますしにわか自分が読んでも存分に面白かったです。迷ってる方にはおすすめ。(親切な先輩ファンの方にあらためて感謝です!)
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ちなみに自分のキャラクター最推しはこの方です。
忠義と情に厚い男前(※公式ブ男呼び)は良いナア……
相当な強スタンド持ちなのに心根が優しくて…「甘さ」がある分、あんまり強さ出し切れなかったところも好き。バステト女神戦とかダービー戦とかでもその気になれば即燃やし尽くして解決、ということもできるのに仲間や市民、はては敵の命も視野にいれてアセアセしてしまうところにも人の良さ出てる。(この辺は億泰君にも言える萌え)
館突入前の発言は自分に言い聞かせてる部分もありそうだなあと思ってます。
ジョセフさん尊敬してるのが振舞いから見えるのも好き。やっぱ惹かれあったのか…あの凸凹コンビの旅道中も面白そうだし出会いのスピンオフ読んでみたいなあ。ジョセフさん、若い頃には一緒に修行した親友を、老いては歳の離れた友人を、闘いの中で亡くしてると思うとすごい切ない…
審判戦の復活が嬉しかった分ガオンはショックだった。あそこまで何やかんや全員で来てたぶん、御一行様メンバーへの愛着が一人ひとり湧いてて、ヴァニラさん→DIO様戦でごっそり脱落していったのは泣けました。
ところで7部の「アブさん」はただのそっくりさんなのか一巡した御本人的存在なのか気になります。笑
最近はもちころ的なものを出してくださる作品が多いため、ジャンルをまたいだ推しもち3連単なんてこともできる。
ジョジョは「ぽてコロ」さんシリーズです。
我が家は
小官まみれなので寂しくないよう(?)MRくんと一緒に買いました。
ちょっとデカめ&頭のとこ海苔みたいで愉快可愛いです。
ところで、2部中盤までは気が向いたときにこのアプリでちまちま読んでおりました。
当時は無課金で断片的に読んでましたが、本音を申せば一気読み推奨作品だと思います。
自分は電書であらためてガッツリ読んでからはまったので。

今年初め位にサービス終了しちゃったんですけどね。
当時はイギーのこと知らないまま、コーヒーガムあげて散歩するおまけの育成ゲーしてたっけ。笑
作品のマップとかも確かあったし、今やったら目を皿のようにして楽しむだろうなあ。
と思ってふと起動してみたら…

これはズルい…(´;ω;`)