おはようございます！
昨晩は飲みすぎて
いま更新です
でも楽しいお酒だったから、二日酔いで残らずに快調です！
さて、汐見坂をのぼった先の所からですね。
お巡りさんから写真撮影を止められたのは、アメリカ大使館があったからなんですね
大使館やその周辺はテロに対する警備上を理由に写真撮影が禁止されている場所が多く、中でもアメリカ大使館やロシア大使館は最高レベルで警備がされています。
警告を無視して写真撮影をすると･･･警察に連行されるでしょうね
だからこれが限界です。
この坂は霊南坂です。
左側がホテルオークラ、道路を挟んで白壁がアメリカ大使館です。
霊南坂の由来が書かれた標柱を撮りたかったのですが、それすら許されません。
何故なら、その標柱は反対側の歩道にあるのですが、この歩道は通行禁止なのです
横断歩道もバリケードで封鎖です。
辻々の交差点には必ず数名のお巡りさんが立っています。
撮影がダメでも何とか説明くらい読ませてほしいとお願いしましたが
通行止めはずいぶん前からのことで、アメリカ大使館がある限り解除されることは永久にないそうですよ
長くなりましたが、霊南坂の由来は高輪にある東禅寺が創建当初はこの地にあり、嶺南庵と呼ばれていました。
飫肥藩主の伊東祐慶が創建した際、嶺南和尚を招いて開いたからなんですね。
嶺南がいつしか霊南になり、霊南坂と呼ばれたそうです。
東禅寺の記事はこちら
霊南坂と聞いて反応する方の多くは、山口百恵さんファンですね。
稀に三浦友和さんファンもいるかもしれませんが。
人気絶頂期にあった山口百恵さんは21歳で引退して三浦友和さんと結婚し、家庭に入られました。
その結婚式が行われたのが霊南坂教会でした。
アメリカ大使館裏手から見るとこんな感じです。
霊南坂教会は日本基督教団の教会です。
創設は明治12年（1979年）に遡り、同志社一期生で新島襄が亡くなった後の第2代社長兼校長となった小崎弘道が関わりました。
小崎と同じ同志社、熊本出身ということでしょうか、徳富蘇峰は霊南坂教会の会員でした。
また、大山巌夫人の大山捨松も会員でした。
森ビルを創業した森泰吉郎さんもこの教会で洗礼を受け、会員となったそうです。
実はこの霊南坂教会は元はこの場所ではなかったそうで、森ビルがアークヒルズを開発した際に移転したとか。
それが三浦友和・山口百恵夫妻の結婚式から5年後の昭和60年（1885年）のことだそうです。
百恵ちゃんの結婚式ばかりクローズアップしてしまいましたが、他にもいらっしゃいましたね。
平岳大さんのご両親である、平幹二朗・佐久間良子夫妻（いまは夫妻じゃない）。
山下達郎・竹内まりや夫妻♪
前の教会も赤レンガのステキな教会だったそうで、大正6年（1917年）に辰野金吾の設計によるものでした。
辰野金吾はジョサイア・コンドルの弟子で、東京駅、日本銀行本店や旧京都支店（現在は京都文化博物館）、大阪の中之島公会堂などを手掛けた日本を代表する建築家です。
移転に伴ってこの建物はなくなりました。
同じ赤レンガというのかなことで、東京駅の駅舎をイメージすればいいのかな
この辺りもアップダウンが激しいところで、自転車だったらメゲていました