コモディティ化とは

 

「性能や機能・品質などで差別化できず、

 価格以外に競争の焦点がない状態になること」

 

を言います。

 

言い換えれば、

コモディティ化した製品は価格以外で差別化できないので、

利益が出にくいという傾向があります。

 

<コモディティ化した製品や店舗の例>

 

・ペットボトルの清涼飲料水、

・扇風機(ダイソンは脱却する)

・テレビ

・文房具

・生命保険

・洗剤

・牛丼店

・ガソリン

 

 

■脱却するには製品、企業にブランド力をつけるという方法があります。

 

・製品、企業にブランド力をつける

 

企業が環境保全の国際会議やスポーツ大会のスポンサーになったりします。

 

社会奉仕活動が、企業のブランド力を高めることに繋がっているようです。

 

 

企業のブランド力が製品の価値に直接影響を与えなくても、

社会貢献しているという会社のイメージを持つことで、

製品の信頼性を高めているようです。

 

 

ダイソンというイギリスの家電メーカーは、

ダイソンの定理という他の家電メーカーにはない

ものづくりの思想があり、

 

・破壊+発想(実験+冒険)=ものづくり

 

という考えで、新しい製品を世に生み出しています。

 

ものすごいブランド力です〜

 

・製品にメッセージ性をつける方法

 

スターバックスのコーヒーは、

ただの飲み物ではなく、消費者にとって、

ライフスタイルの一部となっています。

 

店内のインテリアデザインや天井から流れる落ち着いたリズム感あるBGM、

 

香ばしいコーヒーの匂いが、店内に漂う心地良い雰囲気を作り出し、

 

ポジティブな情緒的価値が生まれる空間を演出することに成功しました。

モバイルオーダーをしている人の名前で、お客さんを読んだり、

「モバイルオーダーのピーチさんいますか〜〜」なんか。いいな、いいな。。。

 

そして、一般的な、コーヒー店ではなく、

コモディティ化から抜け出し、スターバックスというお店になり、

多くあるコーヒー店の序列からは抜け出ています。コーヒーではなく、

情緒的な価値を販売しているからです。

 

PS.

人材にも、コモディティ化が進んでいて、

他の人材と、自分とが違う、何かを持つことが

人材の価値に結びつくようになってきています。