自分を知るために、知っておきたい

ジョハリの窓という視点。

 

自己分析、自己理解するためのフレームワーク(枠組み)のひとつです。

 

自分自身の特性を

1、「自分も他人も知っている」:解放の窓

2、「自分は知っているが他人は知らない」:秘密の窓

3、「自分は知らないが他人は知っている」:盲目の窓

4、「自分も他人も知らない」:未知の窓

 

という、4つの項目があります。

 

・解放の窓が大きいと、

 自分の内面や能力などが、

 他人が分かるように自分が表に出ている

(自己開示している)傾向が強いと言えますね。

 

 自分も他人も知っている自分の特性が大きいということです。

 

 逆にこの窓が小さいと、他人から見たときに

「よくわからない人」のように見えているということになります...

 

・秘密の窓はが大きいと、

 自分は知っているが他人は知らない自分が大きいということです。

 

 この窓が大きい場合、内に秘めている部分が多く、

 自分をうまく表に表現できていないと考えられます。

 

 自分の特性をうまく表現できていないという場合は、

 意識的に表現してみることで、

 

 この部分が開放の窓に移り、開放の窓を広げることにつながりますね。

 

・盲点の窓は、「自分は知らないが他人は知っている自分の性質」です。

 この窓の項目が多い場合は、自分自身の分析ができていない、

 あるいは自分が気付いていない部分が多いことを意味します。

 

 自分が他人からどう知られているか??と、客観的な視点の項目です。

 

 自分が知らなかった自分の性質を理解し受け入れていくことで、

 自分への理解を深めることに役立てることができ、

 

 この部分は開放の窓に移っていきます。

 

・未知の窓は、自分も他人も気付いていない、

 あるいはまだ開発されていない未知の項目です。

 

 新しいことに挑戦したりする中で気が付く、

 あるいは新たに開発されていく自分の可能性の広がりがある項目です。

 

 自己理解をすすめ、自己開発をする上で、

「開放の窓(自分も他人も知っている自分)」を広げて、

 

「未知の窓(自分も他人も知らない自分)」を狭めていく

 ことが良いとされています。

 

 解放の窓が大きくなると、

 恐怖や不安を感じずに自分をオープンにでき、

 自己肯定感が向上します。

 

 他者と自分自身の理解にズレがなくなり、

 ストレスない対人関係が生まれていきます。