神奈川県にある公立中高一貫校はぜんぶで5校。


そもそもの公立中高一貫校の経緯については

中等教育の多様化を図った1998年の

学校教育法改正により中等教育学校が新設され、

神奈川県内には

県立の「中等教育学校」が2校、そして

「併設型の中学校・高等学校」が3校あります。


※実は神奈川県HP上では連携型(県立愛川高校)についての 

   紹介もあって厳密には6校ともいえそうですけど。

 中学受験の話題の枠外として説明は割愛します。

 ちなみに公立中高一貫校の試験は「受検」であって

 「受験」ではありませんが、この読み替えが面倒なので

 ブログ上では「中学受験」と表現統一させてもらいます。


「中高一貫教育は、6年間の計画的・継続的な

 教育指導により個性や創造性を伸ばし、

 幅広い年齢層の生徒が6年間一緒に学校生活を

 送る中で社会性や豊かな人間性を育む教育を

 進めることができます。(神奈川県HPより)」

と説明されています。


6年間という長いスパンでの教育体制を

構築できることから、学校独自の取り組みを

いろいろと組み込んでいるようですね。

中学生と高校生が学校行事や部活動を通じて

交流する機会が作られる点も特色だと思います。


一般的な公立中学校と比較した場合の

メリット・デメリットは見方によりますけれど、

・受験勉強の時期が早まること

・受験をクリアした生徒が集まることで無作為に

 集まった場合と比べ子供のバラエティ感が薄まる

・学校がつまらなくなったり行きづらくなった場合

 自動的にリセット(卒業)できる機会が無い


個人的にはこんなことを考えてみましたうーん