まるでダースベイダーのように… | いつまでもガキのままで…

まるでダースベイダーのように…

先日、面接を受けた日の事。

夕方、全てが終わって、電気屋さんで買い物していた時の事。

先日、検査器具を提出した病院から電話が入った

結果は深刻な状態です、すぐに治療が必要だと言う。

丁度、札幌にいたので、その足で病院に向かった。

診察室に呼ばれ、検査結果を説明された。

先日の検査で、睡眠中にどのぐらいの頻度で無呼吸が現れていたかが判るようになっている。

AHI(無呼吸低呼吸指数)というのが判明するのだが、これは1時間に何回無呼吸があったのかという数字。

1時間に5回未満が正常で、5~15回で軽症、15~30回で中等度、30回以上で重症、40回以上で即治療という診断がなされます。

器械の数値が必ずしも正しいとは限らない

検査結果の用紙には体位の情報も一緒に書き込まれているのだが、立位/坐位が17分とか、どう考えてもあり得ない数字も記入されていて、一概に信用は出来ないのも事実である。

朝方、器械を外してしまっていて、その間の値も含まれている事も考慮しなくてはならない。

それにしても、3日間のAHIの値が、52.1回47.9回78.5回ととんでもない数字が出ていた。

同時にSpO2(経皮的血中酸素飽和度=血液の中にどれぐらい酸素が含まれているか)の値も示されるのだが、

無呼吸が起こると、呼吸してないものだから、当然血中の酸素濃度は下降する事になる。

つまり、AHI(無呼吸の回数)とODI(SpO2下降指数=1時間辺り何回酸素濃度が下がったか)の値は同じであるべきなのだが、

それぞれ71.9回53.6回62.4回とそれぞれバラバラだったりする。

まぁ、それでも50~70の間で推移しているので、そこそこ測れてはいるのだろう。

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一般的に、SpO2(酸素飽和度)が90%を下回ると、酸素投与が必要だといわれている。

COPD(慢性閉塞性呼吸不全)
などの疾患が無ければ、90%を切ると息苦しさを感じる。
     ↑肺気腫、塵肺などを原因とした呼吸が苦しくなる病気

わたしの睡眠中の無呼吸時のSpO2(酸素飽和度)は最低で75%平均で85%前後に下がっている。

ちなみに富士山の頂上まで登った時、SpO2は約85%、5000m級の山でSpO2は75%程度まで下がるという。

毎晩、4000m級の山を登っているのと同じという事だろうか?

という訳で、今晩から早速治療を開始しますと有無を言わせない。

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睡眠時無呼吸の治療法は様々あるが、一般的にCPAP(シーパップ)と呼ばれる器械を装着して眠る方法が選択される。

これは気道が閉塞しないように(イビキで呼吸が止まってしまうから)空気を送って(酸素ではない)、呼吸が止まらないようにする器械なのだ。

シュコーシュコーとダースベイダー状態なのである。

大体、こんなモノをつけて眠れると思う?

空気が送られてくるので、本来呼吸は苦しくならない

しかしだ、当然圧迫感はあるし、決して楽なモノではない。

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朝方には無意識の内に外してしまっているのだ。

それにこんなモノを付けて隣りで寝られてみ?ムードもへったくれもない

婚活真っ最中のわたしとしては断固拒否したいのである。

他の治療法が無い訳ではない。

顎がないわたしとしてはマウスピースでなんとかなるんじゃないかと思っている。

それに加えて、ダイエット禁酒禁煙を組み合わせれば、気道の狭窄はかなり改善されるように思うのだ。

そんな簡単に節制出来るのならば、そもそも病院に通ってないか。