ミュージカル「CROSS ROAD～悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ～」
https://www.tohostage.com/crossroad/
山寺宏一さんが執事アルマンド役でご出演（Wキャスト）
https://ameblo.jp/charafull/entry-12840849838.html
5月26日博多座の大千秋楽、見ることができました。
カーテンコールのメモです（うろ覚えなので色々違ってたらすみません）。
山寺さん、右手を胸に、左手を後ろにして、お辞儀。
執事アルマンドのお姿で、すごくかっこよかったです。
大きな拍手とスタンディングオベーション。
アムドゥスキアス役の中川晃教さんが進行役でご挨拶。
バンドメンバーの皆さんが登場。
中川さんがメモを見ながら、お一人ずつ紹介、
・・・の前に、
山寺さんが両手を上下させて、「客席の皆さんには一旦座って頂きましょう」という感じの仕草を、繰り返しなさってました。しばらくして中川さんがそれに気づいて、観客は一旦座ることに。
客席やスムーズな進行について、気にかけてくださる山寺さん、素敵でした。おかげさまで落ち着いて見ることができました。
アンサンブルの紹介と、一言ずつのご挨拶。
その後に、プリンシパルからのご挨拶。
エリザ役の元榮菜摘さんは「たぶん私は、（2012年の朗読劇版から出演している）山寺さんの次に、古くから関わっています。朗読劇の後の、初演のミュージカル（2022年）立ち上げ時の試演会で、エリザを担当していました。まさか本役で出られるとは。夢が叶って幸せです」というお話を、涙ぐみながら仰っていて。（2022年版のパンフにも試演会の欄にお名前が掲載されていました）
山寺さんが隣でうなずきながら優しく見守っておられました。
坂元健児さんは、今回の公演は踏んだり蹴ったりだった、というお話を。コスタ先生のほかに、若きベルリオーズ（パガニーニより20歳年下）も担当された坂元さん。稽古を見に来た知り合いに「とっつぁん坊や！」と言われたそう。博多座の初日には、お母様が宮崎から見に来てくれたけれど「頑張って若作りしても、おじさんはおじさんだね。まあ、後3回頑張って。チケット代ありがとう」というLINEが来て。
坂元さん「まあ、って何だよ！チケット代、払えや！踏んだり蹴ったりですよ！もうしばらくは親孝行しません！」客席笑。
他のキャストさんから「話が長い」と言われながらも、「ちょっと黙ってて」と言いつつ、最後までお話を続けておられました。意外なお話、楽しかったですｗ
山寺さん「全員そろって完走、というのがカンパニーの命題ですが、私がぶち壊してしまって。大阪公演を休んでしまい申し訳ありませんでした。特に代役を務めてくださった畠中さん、本当にありがとうございました」温かい拍手。
山寺さん「朗読劇から関わっていて、最年長ですけど、台本のない舞台は慣れてなくて。最初の頃は、裏でどっちに行けばいいのかわからなくて。『♪上（かみ）へ進めばいいのか～ 下（しも）へ進めばいいのか～』という状態だったんですけど（笑）。皆さんのおかげでここまで来ることができました。『CROSS ROAD』は僕の大好きな作品で、新たなすごいスタッフ・キャストで、更にパワーアップして、大好きな福岡の博多座で大千秋楽を迎えられて、嬉しく思います。いろんなものを吸収して、まだ自分は伸びしろがあると思えました！ありがとうございました！」客席から大きな拍手。
山寺さん「で、僕も母の話を、します」客席笑
山寺さん「去年父が90で亡くなって、母は88なんですけど、東京公演を見に来てくれて。LINEで『お母さん、まだ元気で頑張ろうって思えたよ』ってきて」
客席から「おー・・・」という感嘆の声と拍手が。
山寺さん「これからも親孝行していきたいと思います！ありがとうございました！」
両手を上げて笑顔で晴れやかに宣言されてて。客席から笑いと大きな拍手＾＾
坂元さんが「頑張って下さい！僕はしません！」みたいに答えておられて（拍手が大きくて声は聞こえなかったんですが、そんな雰囲気でした）ｗ
ミュージカル「CROSS ROAD」は、母と息子のシーンでとても感動する作品でした。なので、坂元さんの「親孝行しない」宣言で、客席は若干「えっ？ｗ」という雰囲気になっていたと思います（笑）。山寺さんが対抗して「親孝行する」宣言をされて、笑いを交え盛り上げつつ、客席を温かい雰囲気に持っていかれてて、流石だなあと思いました＾＾
中川さんからは「（初演から）2年での再演は、朗読劇や初演を見てくれた方々の想いがあったからこそ」みたいなお話もありました。
皆さん手を振りながら退場。再びスタオベ、拍手が続き、ダブルカテコ。
中川さんが「原作の藤沢文翁さんを舞台上に呼べますか？」みたいに仰って。
山寺さん「呼んでも出てこないと思います。明日5月27日は、ニコロ・パガニーニの命日なんですよね。実在の人物なので。今日が大千秋楽って何かご縁を感じますね」
相葉さん「運命を感じますね。パガニーニの音楽が語り継がれているように、このミュージカルも再演をしていってほしい。またパガニーニを演じられたら、同じメンバーでできたら」客席大拍手。
終了のアナウンスが流れましたが、拍手鳴りやまず、トリプルカテコ。
お辞儀や手を振って客席にこたえる皆さん。最後まで素敵でした。
