日本工学院のサイトに、山寺宏一さんの特別講義の様子がアップされていました。
 

 

山寺宏一さん特別講義

>2023年12月2日、日本工学院専門学校(蒲田校)の片柳記念ホールで、山寺宏一さんによる特別講義『山寺宏一の現在(いま) ~唯一無二の存在であり続けるために~』が行われました。山寺さんの特別講義は、2021年、2022年に続いて3年連続の開催。業界のトップランナーとして唯一無二の存在であり続ける山寺さんにお話をうかがい、表現の可能性や努力し続けることの大切さなどを学ぶことが目的です。受講者は、エンタテインメント業界をめざす本校クリエイターズカレッジの学生たち。山寺さんと親交の深い冨永みーな先生(声優/本校声優・演劇科講師)が司会進行役を務め、事前に学生たちから募集した質問や生質問に山寺さんが答える形式で行われました。
 

>目次

第1部「演技・役づくり」
第2部「メンタルについて」
第3部 学生からの生質問コーナー
第4部 スペシャルインタビュー「エンタメ業界をめざす若者へ」

 

 

学生さんからの質問に、山寺さんが答えていく形式。

若い方々の悩みや疑問に、きちんと寄りそって答えておられて。

朗読劇での役づくりの仕方、メンタルと自信のお話など、とても興味深かったです。

 

 

>・・自分なりにロビン・ウィリアムズさんが日本語を話せたとしたらこう表現するんじゃないかと考えを深めていく。声を当てるにしても「ヒヒ」なのか「ハハ」なのか。何回も、何回も「ヒヒ」と「ハハ」をくり返し、「ヒ」と「ハ」を早く言った方がいいんだったら腹筋も鍛えなくてはいけない。とにかく一つのセリフを、同じように聞こえるまで何回も、何回も、何回も、何回もくり返す。そこからですね。

 

「アラジン」のジーニーの吹替についてのお話。

「腹筋も鍛え」「同じように聞こえるまで」「何回も、何回もくり返す」

あの神がかり的な吹替の、裏側にある努力、練習。重みを感じます。

 

 

講義の中では「フラッシュキャラ変」も披露されたみたい。

 

>1. スパイク・スピーゲル (カウボーイビバップ)
2. めいけんチーズ (それいけ!アンパンマン)
3. 憎珀天 (鬼滅の刃)
4. ゾロリ (かいけつゾロリ)
5. トグサ (攻殻機動隊SAC)
6. ジーニー (アラジン)
7. 銭形警部 (ルパン三世)
8. ジム・キャリー (マスク)
9. ビルス (ドラゴンボール超)
10. かまめしどん (それいけ!アンパンマン)
11. ジェントル・クリミナル (僕のヒーローアカデミア)
12. エディー・マーフィー (ビバリーヒルズ・コップ)
13. カバお (それいけ!アンパンマン)

 

憎珀天やジェントルなど、新しいキャラもあって。なんて素敵なラインナップ。

スパイクの後にチーズとか、ギャップが凄そうです^^

 

>エンタテインメントには人の心を豊かにする力があると僕は信じています。そしてそこには、人々を楽しませたいという純粋な思いが絶対に必要だと思っています。

 

最後のメッセージも素敵。ジーンとしました。

 

 

 

2021年、2022年にも、特別講義をなさっていたようです。

 

 

2021年

https://www.neec.ac.jp/department/creators/actor/special_lecture2022_01/

>目次

第1部「山寺宏一さんについて」
第2部「役づくり、声づくり」
第3部「表現者として」
第4部 スペシャルインタビュー「エンタメ業界をめざす若者へ」

 

2022年

>目次

第1部「山寺宏一さんについて」
第2部「養成所について」
第3部「声優の仕事について」
第4部 スペシャルインタビュー「エンタメ業界をめざす若者へ」