4月22日から5月12日まで、シアタークリエで上演された

ミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」

 

山寺宏一さんが執事アルマンド役でご出演(Wキャスト)

 

>トークショー登壇者

>5/8(水)18:00公演 中川晃教、木内健人、山寺宏一

 

 

以下、アフタートークのメモです。

(うろ覚えなので色々違ってたらすみません)

 

カーテンコールの後に、椅子が3つ、ペットボトル3本がステージに。

お三方が登壇。席は向かって左から、山寺さん、中川さん、木内さん。

ミュージカルの衣装のままでの登壇でした。

着席する時、山寺さんが、上着の後ろの長い裾を、ファサっと椅子の後ろにかけてらして。品があって、かっこよかった~。

 

山寺さん「イープラスで、大事なことなのでもう一度言います、イープラスで!チケットをお買い上げいただき、誠にありがとうございます!」

(「イープラスで!」は大きな声で仰ってました^^)

 

中川さん、木内さんが「〇〇役の、○○です」と自己紹介。

山寺さん「何となく司会進行を務めることになった、アルマンド役の山寺宏一です」

(「何となく」という言葉が楽しかったです^^)

 

ここまでの公演を振り返っての感想を。

木内さん「寿命が縮む位、毎日一生懸命で。実感がないです」と真面目なコメント。

中川さんが「いやいや、ほんとか?」というようなリアクションを。

山寺さん「(木内さんの)初日の挨拶の一言が、感極まってて、大千秋楽みたいになってたよね。これからなのに。初日なのに」

中川さんもそれに乗っかってらして。

木内さんが「いじってきますねー(笑)」と苦笑されてました^^

 

山寺さん「東京はあと5公演です。アッキー(中川さん)はシングルキャストで」

中川さん「明日は休演日ですが、その後2・2・1なんですよね(1日2公演が2日続いて千秋楽)。2・2・2・1なんですよね・・・」

山寺さん「なんですか、愚痴ですか?」客席笑

中川さん「こういう隈取?あ、違う、星取?」客席笑

山寺さんと木内さんが、手を顔に持っていって、歌舞伎の隈取を表現されてましたw

 

あと、山寺さんが「アッキーは悪魔と契約してますよね?だって、あんな難しい歌、歌えます?」みたいに仰ってて。客席から拍手が。

 

2012年初演の「音楽朗読劇クロスロード」の話もありました。

山寺さん「その時はパガニーニ以外の男役は全部演じてました。何なら、パガニーニの父のアントニオもいて。僕コスパのいい声優って言われてるんです」客席どよめきと笑い。

 

朗読劇版のアルマンドも少しやってくださって。ミュージカル版よりも、ずっとお年を召した感じの演技。

山寺さん「他の役との兼ね合いもあって。その時も”老体”って書かれてたので。おじいちゃんぽくやってました(笑)」

「今回は『ご主人様ー』(おじいちゃんぽく)ってやったら、平泉成さんみたいになって。それはやめてくださいって言われて(笑)」

「老けメイクした方がいい?と聞いたら、それは大丈夫って言われました(笑)」

 

中川さんと木内さんが、山寺さんのメイクのポストが面白かったという話を。

山寺さんが知らない人のために、内容を説明されてました^^

 

山寺宏一さん 5月5日 https://twitter.com/yamachanoha/status/1787121647801205078

>#ミュージカルクロスロード
いよいよ折り返し!
慣れない自メイクがどんどん濃くなってるような…
まだスマホの顔認証効くから大丈夫か
平泉成さん、さかなクンのモノマネの時は顔認証効かなくて不便だったもんなぁ
後半戦も頑張ります!

 

 

山寺さん「(同じアルマンドでも)朗読劇では、動きを声(セリフ)で表現して、と言われる。今回は肉体でやるという。面白いことになってます」という興味深いお話もありました。

 

中川さんが、クロスロードが朗読劇からミュージカルに進化してきたことに触れ、「みんなで拝みましょう」と立ち上がって、山寺さんを拝んでおられましたw。木内さんも後ろから拝んでおられて。客席からも拍手が^^

 

アドリブについて。この日は中川さんが1幕の酒場のシーンで、自分の長髪を鼻にあてて「いい匂い!シャンプーしたから」みたいなアドリブをなさってて。

山寺さん「あんなの、台本のどこにもないですよね?!」客席笑。

木内さん「僕あの後、楽屋で、シャンプーがあの時代にあったか調べました。一応ありました」

山寺さん「一応あったんだ」

中川さん「下調べなんかしてません」

山寺さん「調べてないんかい!」

 

山寺さん「この間、バッチーニ(相葉裕樹さん)が、急に”コアラみたい”ってアドリブで言ってきて。その時代にヨーロッパでコアラが知られてたか、すぐ調べました」

山寺さんもやっぱりこういうのは気になって、きちんと調べられるんですね。ちなみに当時のヨーロッパでも知られていた可能性が一応あるようだ、とのこと。

 

木内さんと中川さんの共演の話。山寺さんが、お二人の気持ちをうまく言語化したり、補完したりと、スムーズにフォローしておられて。あと、坂元健児さんについてのお話の時、山寺さんが「♪心配ないさー」とライオンキングの一節をやってくださって。楽しかったです^^

 

山寺さん「テレーザ役の春野寿美礼さんは、宝塚で男役をやってらして。初演の音楽朗読劇では、(宝塚で男役の)紫吹淳さんがパガニーニをやっていたんです。だから春野さんのパガニーニもあるなって。パガニーニとテレーザ両方やったらすげえなって思いました」客席笑。何役も演じる山寺さんらしい、この発想、素敵でした。

 

最後に一言ずつ挨拶。

木内さん「一生懸命、命を奏でてやっていきます」

中川さん「皆さん帰り道、気を付けて。十字路で立ち止まらないように」

お二人とも物語に絡めた素敵な一言でした。

 

山寺さん「まとまったんで、僕からは業務連絡を」客席笑。「ハッシュタグ ミュージカルクロスロードでぜひ感想をつぶやいてください」

最後にお三方で「イープラース!」とイープラスポーズ。

山寺さんの素敵なMC、朗読劇のお話などもあって、とっても楽しかったです。

 

 

 

コアラのアドリブ

 

 

CROSS ROAD 出演者からのメッセージ

 

Sound Theatre (新感覚・音楽朗読劇) 
CROSS ROAD ~悪魔のヴァイオリニスト ニコロ・パガニーニ~

http://crossroad.soundtheatre.jp/