3月28日に開催された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」来場御礼舞台挨拶。

9時の回は、全国334館に同時生中継あり。地元の映画館で観ることができました。

 

上映後、15分の休憩の後、ライビュビューイング開始。

14名のキャストの皆さんが登壇。加持リョウジ役の山寺宏一さんも。

山寺さんが手を振ったりお辞儀をなさるところも見えました^^。

黒のお召し物、シルバーのアクセ、シックでとてもかっこよかったです^^

 

 

舞台挨拶中は皆さん距離を取り、椅子に腰かけて。上記写真と同じ並びだったと思います。

司会の方から、今回の舞台挨拶は、上映後&マスコミ取材なしの為、ネタバレOKです、との言葉が。

 

(注:以下のメモには、映画のネタバレがあります)

(うろ覚えなので色々間違ってると思います、すみません)

 

 

 

 

 

 

 

最初に一人ずつ感想を。結構長く想いを語られる方もいて・・・最後大トリで山寺さん。

司会者「では最後に、山寺さん、お願いします」

山寺さん「はい。皆さんの仰ったとおりです」会場(笑)

「14番目って!」会場(笑)

「庵野さんのプロフェッショナルを見たので、何を喋ればいいのか」

「命を削って作品を作って。皆さん声を張って。僕はTVシリーズから一度も声張ったことないですからね」会場(笑)

「でも僕、代表作に、加持リョウジとアンパンマンのチーズって書かれるんで」会場(笑)

「この作品に参加できて嬉しかったです」「内容については、渚司令(石田彰さん)の仰ったとおりです」みたいに仰ってました。

山寺さんの挨拶、楽しかったです。短いコメントでも、面白くて。会場からも笑い声が^^

 

その後は司会の方が、キャストさんに話を聞いていく形に。

林原めぐみさんに、先日の「プロフェッショナル 庵野秀明SP」内で流れた、アフレコの様子について「レイのキャラからの切替、オン・オフは?」みたいな質問が(司会の方のアドリブの質問だったみたい)。林原さんも真摯に答えておられたのですが、何度も聞かれて少し戸惑ってらっしゃるような感じで。見ている私も「ちょっとしつこいかな・・・?」って思っていたら・・・

山寺さんが「この人、イタコ声優なんです」 林原さん「やめなさい(笑)」

山寺さん「あ、すみません、余計なこと言っちゃって」 林原さん「ありがとう(笑)」

と、山寺さんが助け船を出されてて。流れを変えるスマートな一言、素敵でした。

 

三石琴乃さんの感想。加持少年の話題が出て、司会者「じゃあ、せっかくなので、隣の山寺さん・・・」

山寺さん「せっかくなので、ね。加持については、色んな登場人物が語ってて、多分色々やったんだろうけど、僕は何もやってないですからね」会場(笑)

「大塚明夫さん(高雄コウジ役)の口からも、僕、いや、加持のことが語られてて」

三石さんが、作中に登場するヴィレのバンダナ(加持の想いが込められてる)、腕に結んでらっしゃったのを、山寺さんに見せて。

会場でつけておられた方もいたらしく、三石さん「おそろー(お揃い)^^」

山寺さん「売ってるんだ?・・・すみません、購入します」

 

石田さんの感想。シン・エヴァの加持とカヲルの役割。2人の最後は、シャッターが下りるという演出だった、という話で

山寺さんが「閉店ガラガラ、みたいな」って仰ってました^^ 

石田さんが、加持さんはやることをやって亡くなった、カヲルも、シンジが自力で幸せになれたので、必要なくなって去った、みたいな考察を、アツく語っておられて。

次に感想を聞かれた山寺さん「僕は、今石田君の話聴いて、そうだったのかーって」会場(笑)

山寺さん「最初、セリフ、『達者でな』だけで。若い方(の加持リョウジ)もやるのかなと思ったけど。俺じゃないんだーって。あ、図々しいですよね(笑)」「後からきた台本に『渚司令』って書かれてて、『すみません、あの、誤植が・・・え、これでいいんですか?』ってなって」会場(笑)

「色々な解釈あると思うんですが。僕は、石田君(の解釈)に1票で」

石田さん「ありがとうございます(笑)」

 

(加持ジュニアの声、山寺さんバージョンでも聴いてみたかったかも)

 

最後に緒方恵美さんと立木文彦さんの感想。そして緒方さんから一言。

ライブビューイングはここで時間となり終了。山寺さんも皆さんも、カメラに向かって手を振ってくださいました^^

 

山寺さん、面白さと真面目さ、どちらもバランスよくお話されていて、素敵でした。

ご自身で司会のお仕事も沢山なさっているので、コメントは短めにコンパクトにされていたように思います。

パンフレットのインタビューでは、作品についての見解等、詳しくお話されています。

 

エヴァンゲリオンのテレビシリーズを見た時、「声優さんの叫びの演技すごいなあ・・・でも、この加持というキャラの演技が自然で、すごく引き込まれる、グッとくる。こんなにかっこいい声と喋り方が、この宇宙に存在するんだ・・・」的な気持ちになって。声優さんの名前をエンドロールで確認したのは、その時が初めてでした。そこから山寺さんのお名前を知って。

 

普段は飄々としてるけど、仕事ができて、やる時はやる。実は裏では、皆の為に、様々な活動を行っている。

加持さんのキャラクターと、山寺さんのイメージ。私の中では重なるところが沢山あります。

今回の舞台挨拶に山寺さんも参加してくださったこと、ライブビューイングを実施してくださったこと、本当にありがたかったです。

 

 

三石琴乃さんのツイート

>私、一回目の舞台挨拶で涙が止まらなくなっちゃって…。隣にいた加持リョージ役の山寺宏一さんが、サッとティッシュを差し出してくれて… 記念写真の時、「腕、組んでもいいですか?」ってお願いしちゃった

 

現地バルト9の舞台挨拶に参加された方々も、涙ぐむ三石さんに、山寺さんが優しくティッシュを渡しておられたと、ツイートされてました。他の方が感想を述べられている時に、三石さんが一緒に涙ぐまれたみたいで、ライビュのカメラだとその様子は映っていなかったと思います。

三石さんのツイートで確信できました。山寺さんの優しくて紳士的なところ、本当に素敵だなあと思います。