公開中の映画「SING/シング」

日本語吹替版で山寺宏一さんがネズミのマイクの声を担当、しかも歌うシーンもあるというこの映画。山寺さんの演技&歌声大好き女としては、これはもう必ず絶対劇場で見ようと決めていまして、公開初日に吹替版で鑑賞してきました。

最高に楽しかったです・・・!

話のテンポがいい。キャラも皆可愛い。

元気が出る映画でした。

個性的なキャラたち、それぞれに色んな事情があって、泣けるシーンもあって・・・

楽曲の歌詞と物語の映像がシンクロしてるような場面には「おおー・・」てなりました。

 

※以下ネタバレ少しあります

 

山寺さんは白いネズミのマイク役。才能はあるけど、自信家で欲張り。物語の中ではちょっと嫌なキャラの立ち位置かと思います。でも体が小さいから結構危ない目に遭っちゃうし、なめられたりすることがあって逆にあんなに気が強くなったのかな・・・なんて想像しました。

劇中で歌う「マイウェイ」の、日本語版では「ねずみには ねずみの 誇りがあるから」と訳されているのですが、映画を見たら、マイクらしくてすごくいいなあって思いました。

山寺さんのマイク、しゃべる声には可愛らしさもあって。でも歌のシーンでは、ムーディでダンディで甘くて渋い美声で歌われるので、そのギャップにもキュンキュンでした・・・

 

マイクが歌ったのは

「ペニーズ・フロム・ヘブン」(オーディションシーンで)

「レッツ・ダンス・ザ・ミュージック・アンド・フェイス」(リハーサルシーンで)

「マイウェイ」(ショーで・ここ泣けました・・・)

どの歌も素敵でした・・・

 

山寺宏一、フランク・シナトラをも完璧に演じる!映画『SING/シング』特別映像が到着

http://top.tsite.jp/entertainment/cinema/i/34438237/

 

日本版のサントラに収録されている山寺さんの「マイウェイ」、後半なぜあのような歌い方だったか、映画を見たらわかりました・・・あの演技をしながらの歌唱、本当にすごかった・・・途中別録りのセリフも加えてあって・・・(下の記事に詳細が)

 

 

映画「SING/シング」蔦谷好位置×三間雅文

山寺宏一の「My Way」に蔦谷涙

http://natalie.mu/music/pp/singmovie/page/4

 

>山寺宏一の「My Way」に蔦谷涙
──最後のメインキャラクター、超自己中で自信家のジャズミュージシャンで、ネズミのマイクについてはどうでしょう? オリジナル版では「テッド」シリーズの脚本・監督・製作で知られるセス・マクファーレンが演じています。日本語の吹き替えは声優の山寺宏一さんですが、この演出については?
三間 山寺さんには……まったくないですね(笑)。完全なるお任せ。僕がやったのは、とりあえず「もし『SING/シング』のパート2があったら、次はマイクが主役だと思います」といって気分を乗せたくらいじゃないでしょうか。歌唱力もすごかったですよね。
蔦谷 ええ、もう。実は今回、山寺さんが歌った「My Way」が僕にとっては最大の衝撃でした。映画を観ていただければわかるんですが、歌の後半はちょっと演技の要素も入ってくるんです。熱唱しながら芝居もするそのパートは、差し替え一切なし。あまりに素晴らしくて……僕、ひさしぶりにレコーディングで泣きましたもん。
三間 へえー。
蔦谷 もちろん、そのワンテイクでOKを出しました。あれだけ輝かしいキャリアと経験を持ちながら、とにかく研究熱心な方で。スタジオにいらっしゃる前日は古今東西、あらゆる人が歌った「My Way」の動画をYouTubeでひたすら観まくってたそうなんです。仕事に向き合うその姿勢にも頭が下がりました。
三間 ちなみにセリフ収録のあと、車に乗せて頂いたんですが、その車内でもずっと「My Way」が流れてましたよ。
蔦谷 そうか、かなり研究されてたんだ……で、当日、いざマイクをセットして声を出してもらったら、「日本人にもこんな低音を出せる人がいたのか」と驚くくらいスピーカーのウーファーが震えてたんです。あの光景も忘れられない。
三間 僕は残念ながら、歌のレコーディングには立ち会えなかったけれど、お芝居部分でマイクが叫ぶ「ウッ!」とか「イーッ!!」みたいな声は、実は僕らのほうで収録したんですよね。
蔦谷 そうそう。
三間 その別録り素材が歌にちゃんとハマるかどうかだけ心配だったんですが、完成版を観たら、まるで同録したみたいにスムーズで……あれは改めてすごいと思った。山寺さんの中では、つながっていたんだ。
蔦谷 ピッチもまったくいじってないですからね。おそらく山寺さんの中には、完成形のイメージが完璧にできてるんだと思う。超一流のプロとお仕事できた感動がありました。

 

山寺さんの研究熱心さ、仕事への真摯な姿勢が伺える記事。蔦谷さんが感動する程の歌声の低音の響き、三間さんがすごいと感じられたセリフとのスムーズな連携。

吹替に対して丁寧なお仕事されている山寺さんだからこそ、キャラの魅力も十分に感じました。歌い終わった後のマイクの「よせって、照れるって。続けて続けて」も可愛かったです^^

ミーナの歌を聞いて、途中からぱあっと笑顔になるのも可愛かった・・・

マイク、最後がはっきり描かれていないので、大丈夫だといいなー・・・

 

そして・・・オーディションシーンで、マイク以外に「これ山寺さんの声かな?」と思ったキャラがいたのですが

この特報の0:30頃からの羊のキャラの歌

https://www.youtube.com/watch?v=nHkRuKLfkMs

 

映画「SING/シング」楽曲一覧

http://sing-movie.jp/music.html

「キッス・フロム・ア・ローズ」

 

吹替版では「♪バラのようなキスをしよう」と歌われてた気がします(違ってたらすみません)。「しよう」の歌い方が山寺さんっぽい感じで、めっちゃ素敵な歌声だったので、もしかして・・と(違ってたらすみません)。

映画のエンディングロールの、「オーディションを受けたキャラ」みたいな一覧に「ジェフ(羊):山寺宏一」ってあったような・・・名前もうろ覚えですが・・・・また見に行きたいな・・・DVDも早くも欲しいな・・・

あと公開記念舞台挨拶で山寺さんが仰ってた「ジャズLIVE」すごく行きたい・・・(

http://sing-movie.jp/news/2017/03/18/singevent/

 

 

先日BSフジで放送された「映画シング」の特番で、マイク役の山寺さんの紹介もありました。

内村光良さん「俺もうあの山寺さんの”マイウェイ”が。丁度物語も相まってね、良かったわー」「声優の方が憧れる声優だもんね」

斎藤司さん「レジェンドですよ、ほんとに」

内村さん「一発録りって言ってたね、あのマイウェイ。すげえー」

斎藤さん「かっこいいなあ」

長澤まさみさん「かっこいいです」

 

映画「SING/シング」 公式サイト

http://sing-movie.jp/