2004/04/21 DVD・ビデオ発売
監督 トム・シャドヤック
出演 ジム・キャリー(ブルース役・声=山寺宏一)
モーガン・フリーマン(神役)
ストーリー
やる事なす事うまくいかないTVレポーターのブルース。くだらないレポートばかりさせられ、夢見ていた次期アンカーマンの座もライバルに取られてしまう。自分の人生がうまくいかないのはみな神の怠慢のせいだと叫ぶブルース。すると、神が現れ、ブルースに「自分の代わりに一週間神をやってみろ」と提案する。全能の神のパワーを手に入れたブルースはやりたい放題。ライバルを蹴落とし念願のニュース番組のアンカーマンに!しかし多くの人の祈りの声に悩まされ、最愛の恋人は彼から離れてしまう……
感想
監督は「ライアーライアー」と同じトム・シャドヤック。たくさん笑えて最後にはジーンと感動できる良作です。テンポよく進むので90分があっという間でした。神の力を使って「すごいいたずら」を次々起こすブルースが痛快。ただしやりすぎて後で大変なことになるのですが。そしてラストの神との対話で、大事なことに気づくブルース。神の「奇跡とは何か」という話には感動しました。気軽に見て、見れば笑えて幸せな気持ちになれる、そんな感じの映画です。モーガン・フリーマンの神は暖かみがあってまさに適役だと思いました。
山寺さんはブルース役(ジム・キャリー)の吹替え。 動きが大きく表情がくるくる変わるジム・キャリーにぴったり声をはめているのは、さすがです。ハイテンションの演技が続きますが、ラストにはジーンと泣けるセリフもあり。 DVDではエンドクレジットのNGシーンのジムキャリーも吹替えています。