- 以前から気になっていたアニメ「七都市物語」。遠いレンタル屋でようやく発見。早速借りてみました。
- タイトル: 七都市物語 ~北極海戦線~
原作:田中芳樹(ハヤカワ文庫) - 監督:神戸守
- OVA1巻 1994.6.22.発売
- OVA2巻 1994.8.21.発売
- DVD 2002.12.18.発売
キャスト
アルマリック・アスヴァール:山寺宏一/ケネス・ギルフォード:大塚明夫/リュウ・ウェイ:堀川亮/チャールズ・コリン・モーブリッジJr.:矢尾一樹/マリーン:久川綾/チェンバレン:井上喜久子/ニコラス・ブルーム:置鮎龍太郎/マディソン:曽我部和恭
- ストーリー
西暦2086年、地球の地軸が90度傾き、3年にわたる大災害で約100億人が死亡。これを世に「大転倒」という。月に移住していた200万人は難を逃れ、2088年、汎人類世界政府を樹立。3年後再び地球に降り7つの都市を建設。しかし月面都市は新生地球人類が月を攻撃するのを恐れ、地上500m以上を飛ぶ物質を全て月面レーザーで撃墜するシステム-オリンポス・システム-を設置。2136年、ウィルスが原因の疫病により月世界は滅亡。そして2190年、現在。地球の七都市のひとつニューキャメロットがアクイロニア侵攻を計画。七都市の均衡がついに崩れ、都市をめぐる戦いが始まった・・・・。
- 感想
原作が小説ということで話の組み立てがしっかりしているという印象です。オープニングはSF未来アニメのような始まり方でしたが、本編はむしろ純粋な戦記物・戦争物かと。上空500m以上の飛行をすれば撃墜される世界なので、戦いにはもっぱら戦艦を使い、主な武器は機雷や魚雷。よって近未来SFという感じはあまりなく、小難しい設定もないので、基本的に悩まずに見ることができました。この作品の一番の魅力は登場人物たちの戦いです。アルマリック・アスヴァール(アクイロニアの大佐、のちに司令官)・ギルフォード(ニューキャメロットの准将)・リュウ(アクイロニアの議員)の3人の優秀な戦略家たちのの頭脳戦がとても面白い。彼らは大軍相手に不利な戦況でも、さまざまな知恵を用いて味方を勝利に導きます。浅はかで頭の固い軍の上層部に一泡吹かせて、大逆転するのはやはり見ていて気持ちいい。人物の作画も美しく崩れがなく、戦闘・爆発シーンの描写は迫力がありました。
山寺さんは主人公アルマリック・アスヴァール(通称AA)役。非常に頭がきれ行動力もあるアクイロニアの軍人。ニューキャメロットの優秀な准将ギルフォード(声が大塚明夫氏)と対峙します。戦いの場面では「好き勝手しやがって。」「追え。」「撃てー!」などと叫んだり。きりっとした声ですが、時には上官に皮肉を言ったりして、ついニヤリとしてしまうセリフもあります。
●OVA
●DVD