今から10年ほど前のことです。


担当したクラスに、面白くなさそうな表情をした女の子がいました。


かわいい顔をしているのに、ちっとも笑いません。


何か話しかけても、返ってくる言葉は”単語”。


「嫌われてるな~」と思っていました。


ある日のこと、


授業が終わると同時に、


その子がつかつかと私のところにやってきました。


そして、「先生に言いたいことがあるんですけど」


と言い出しました。


「来た~、何言われるんだろう?」


とちょっとドキドキしていると、


次の言葉はまったく予想もしないものでした。


「先生、今日の授業よかったと思います。ありがとうございました。」


「あっ、あっ、そうなの・・・。それはどうも」


なんて答えたかどうか・・・。


そんなことがあって以来、よく話すようになりましたが、


卒業後は極たまにメールが来る程度。


今日久しぶりにその子からメールがありました。


「英語ではお世話になりました」というような内容でした。


とくべつお世話したつもりはないのですが、


そう思ってくれているのなら、少しは役に立ったのかな?


ちょっと嬉しい気持ちになりました。