『資本主義の終焉と歴史の危機』2 | 論理性を人類に役立てるべくマーケティング的・認知科学的に活動していくブログ

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2015年、紆余曲折あって田舎(青森)に仕事付きで帰ることになりましたが、現在は細々と認知科学関係の書籍などを読みつつ未来に備えています。
内容はマーケティング、認知科学、ゲーム、一部政治家についてなど多岐に渡る。

今日も書き出しの続きをします。
内容からすると4~5章の内容を記載します。

・現在のEUの共通文化による統合(新中世主義)が失敗しているのは、
 近代の限界に加えて、ローマ帝国時代から続いてきた『蒐集』の終焉を意味し、
 それは欧州の終焉を意味する。

・『蒐集』とは異邦人≠奴隷の蒐集によって文化を向上させてきたような、
 中心の自分たちより下位の何かを常に統合してきた歴史のこと。
 蒐集の終焉とはその機能不全を意味する。

・全世界的に格差の拡大が起きているのは偶然の出来事ではない。
 高所得を得られる層の総人口に対する比率は15%で止まると言う説がある。
 何処かに負担させて安く買い、高く売ると言うプロセスが資本主義には必要。
 現在進行的にそれは国内格差の進行の形で現れているのである。

・むきだしの資本主義は少数者に利益を独占させるが、昔はマルクスやケインズが
 歯止め役となっていたので良かった。
 (とはいえ、金融資本主義化でケインズは現在無力と主張。)



・延長していくべき「空間」は無限と捉えるのは東インド会社の時代、近代の感覚である。
 例えばケインズ主義を現代に適用しても「未来の収益からの収奪」になってしまう。

・資本主義をソフトランディングさせるためにはG20が連帯し、巨大企業に立ち向かわねばならない。
 法人税の引き下げ競争に歯止めをかける、国際的な金融取引にトービン税のような仕組みを導入する。

・ポスト資本主義の社会が見えてくるまで望ましいのは、定常状態の社会を維持しておくこと。
 定常状態とは、モノの新規導入をせず、買い替えだけで生産と消費が回るゼロ成長社会。

・日本が定常状態を維持するためには、税負担が高まらないように財政均衡が必要。
 また安い1kwh20円以下のエネルギーを国内で生産しなければならない。
 財政均衡のためには大幅な増税もやむをえない。

・格差拡大を抑制するために、労働規制を強化してワークシェアリングが機能する社会にすべき。
 原則として正社員としての雇用を実現すべき。

・政治や経済、社会システムが不調なときには誰が情報を握っているのか?の争いが起きる。
 誰が特権的に情報を制しているのかが注目されてくる。スノーデン事件はその一端であろう。

・周辺がもはや存在しない時代に永続的な、東インド会社のような一回きりで無い資本主義は
 存在できない。無理に存在すれば中間層の搾取を生んでいく。

#1 こんばんは正成です。中々遠大なテーマの作品で書ききれていない部分もあります。
数ヶ月のベストセラー本でもありますし、気になる人は手にとって見ることを薦めます。

#2 正成ブログは
・理屈っぽい・複雑なこと
・真面目な人が、世の中に困った時のアドバイス
などで構成されています。

何かあれば連絡をお願いします。よろしくお願いします。

gamersh58 gmail.com