相変わらず風が強いです。隙間からひゅうひゅうと不気味な音を立ててます。


今年のダービーはド田んぼで行われたわけだが、勝ったのはそれでも“キレ馬”オルフェーブルだった。

オルフェーブル陣営、優勝おめでとうございます。


一番言えるのは『ヴィクトリーロード』が存在したということ。そしてそれを分かっているジョッキーは率先してその位置に乗っかろうとしていたということ。

馬場の中心より少し外というのが今回ゴールに向かって“伸びる”馬場だったわけ。掲示板に来た馬を見てもまずオルフェーブルとナカヤマナイト。そこに勢いよく伸びてきたウインバリアシオン。ナカヤマナイトがノメッて速度が落ちたところにベルシャザール(これはビクトリーロードよりやや内からきた)がジリジリ伸びて3着確保。遅れたように追込んできたクレスコグランドもビクトリーロードを通って5着。


絶好調の手応えだったショウナンパルフェが沈んだ理由は、、、位置取りでしょうね。1コーナーで果敢に先手3番手をとりに行ったのは積極的騎乗で責められない。ただ4角からオールアズワンを射程圏に入れて抜出した時は一瞬夢を見たと三浦君は言っている。そうだろうなぁ。

でもあれが乗り替わり前の内田博や空いていた横山典だったら?

騎手のレヴェルを問うたのではなく、位置取りを勉強しているだろうな(あるいは直感!?)ということ。パルフェは過去のレース見ても差して上がり使える馬だし、青葉賞のように先行抜出しもできる馬。こういう自在な馬なら外伸びの馬場を把握していると5~6番手からナカヤマナイト当たりを射程圏にして上がっていって…ということはできたかもしれない。って結果論かもしれないけど。あらためてトラックバイアスが存在することが如実に露わになった。


でもベルシャザール(スプリングSオルフェーブルにキレ負け)やウインバリアシオン(きさらぎ賞トーセンラーにキレ負けと重馬場で瞬発力があまりない馬でワンツーという結果。

来年のダービーでもしまた土砂降りだったり、今後も大レースでコース適性的に瞬発力が欠かせないところなら“トライアルなどで瞬発力で見劣った馬”が買いだということかも。そして瞬発力と加速度は微妙に違う。

僕は、瞬発力(キレ)は馬を交わすときに発生するエンジン力、加速度は道中でギアを入れた時の推進力と分別しているので今回の2着馬ウインバリアシオンは瞬発力は見劣ったけど加速度はメンバー1位なので仕掛けが巧く行って(さすがアンカツさん)ギア入力に馬の脚がグッと反応して見事な走りとなったということ。


池添ジョッキー、ドリジャ二の弟分というのも手が合うのか・・・馬券的にはトリガミでしたが運命を感じたダービーでした。