「ビタミンC」は、人間にとって必要不可欠で、多くの生理作用を持つことで知られていますが、まだまだ誤解があるようです。
 例えば、
・ ビタミンC は皮膚や骨に良いがその他の働きについてはわからない
・ ビタミンC は水溶性なので余剰分は体外に排出されてしまうので多く摂っても無駄になる
・ 多く摂ると腎結石ができる
・ ビタミンなので少量で十分に作用する
などです。
 しかし、ビタミンC はまだ研究され尽くしていないビタミンです。ビタミンC の大量投与の研究が始められたのは今から約40年前、ノーベル賞を受賞した科学者ライナス・ポーリング博士以降です。それまで ビタミンC は、他のビタミン同様「少量で十分」という認識がされていたため、大量に投与した場合どのような効果があるのか全く注目されませんでした。
また、最近は天然型の ビタミンC が出来てきましたが、ビタミンC の基礎研究で使用されてきたのは化学合成の ビタミンC でした。
このように、現在「ビタミンC の常識」とされていることには、大量摂取の概念がなく、化学合成されたもので研究・実験をした結果得られたものが多いのです。
現在、新たな概念による ビタミンC 研究が進むにつれ、ビタミンC の多様な働きがますます解明されるようになりました。



ビタミンC の主な生理作用
 ・抗酸化作用・活性酸素除去作用
 ・コラーゲン合成作用
 ・脂質代謝に関与
 ・神経伝達物質生成作用
 ・抗ストレス作用
 ・善玉コレステロールの作成
 ・ マクロファージを刺激し
   インターフェロンを出す
 ・免疫増強作用
 ・鉄の吸収を助け貧血を改善する
 ・疲労回復作用
 ・血糖低下作用
 ・血圧降下作用
 ・抗動脈硬化作用
 ・抗腫瘍作用
 ・解毒作用抗酸化作用
 ビタミンC の不足によっておこる症状
 ・出血しやすくなる(歯茎、鼻血、血尿、皮膚に紫斑や点状出血) 
 ・疲れやすくなる・やる気がでない・眠れない・肌が荒れる
 ・風邪をひきやすい 等
 さらに、ビタミンCを含まない食事を3~6ヶ月続けた場合、壊血病(身体の各部からの出血、関節痛、疲労感など)になり死に至る可能性がありますが、現代の食環境や生活環境では、ここまで ビタミンC が不足することはありえません。
 しかし不足によって死の危険性があるビタミンはC だけであり、このことからも ビタミンC はそれだけ人間にとって必要であると言えます。
 ビタミンC が不足する原因
 ・摂取不足(食生活に問題がある)
 ・喫煙 (たばこ1本でビタミンCを25mg消費する) 
 ・ストレス
 ・風邪
 ・炎症
 ・紫外線
 ・大気汚染
 このように、現代は ビタミンC を消費しやすい生活環境といえるでしょう




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