今から37年前の今日、午後5時14分に宮城県沖地震が発生しました。
当時私は小学4年生でエレクトーンを習いに、自宅(父の会社の社宅)から1kmほど離れた先生の家にいました。
先生の部屋(2階)で順番を待っていると、小さい揺れを感じたので「あれ?先生、地震」と言った途端に、大きな揺れが。
今までに体験したことのない激しい揺れで、ベッドの上に座っていたのですが、足を引っ込めた途端に本棚が倒れてきました。
その後は停電になってしまったので、レッスンは中止。
家に帰る事になり、1階へ降りて行ったら家の中は家財道具が散乱していました。
他に生徒が1人いましたが、私の方が家が遠かったので、先生に自宅まで送ってもらいました。
家に帰ると、当然家の中もグチャグチャで、母が割れたガラスを箒で掃いて集めていました。
2つ年下の妹は家にいたのですが、地震でびっくりして庭に飛び出し、松の木にしがみついていたんだとか。
庭に飛び出した時に割れたガラスで足の裏を切ったようですが、あまりの恐怖で痛みは感じなかったようです。
仙台の震度は5。
ブロック塀の倒壊や新興住宅地での地盤崩壊、水田地帯を開発した地区での液状化現象発生による建物の倒壊や傾斜などがあり、当時のニュースではその様子が放送されました。
NHKアーカイブスにその画像があります。→こちら
電気・水道・固定電話は割と早く復旧したようですが、市ガスは1ヶ月近くかかったような記憶があります。
毎年6月12日になると、県では「県民防災の日」、仙台市では「市民防災の日」ということで、防災訓練があります。
宮城県沖地震は私にとってもショックな出来事でしたが、東日本大震災でまた大地震に遭うとは。
昨日も小さい地震が何度かありましたし、震災の余震もまだ収まっていないようなので、皆さんも気をつけましょう。