それはJR仙石(せんせき)線。
仙台のあおば通駅から石巻(いしのまき)市の石巻駅までの49kmを結ぶ路線ですが、東日本大震災で発生した津波で、高城町(たかぎまち)駅から陸前小野(りくぜんおの)駅間が不通になっていました。
その不通区間が今日運転を再開したので、「仙石線が全線で運転を再開した」となったわけです。
仙石線で思い出すのが、スーパーベルズというユニットの「MOTER MAN」のシリーズCD。
リーダーの野月さんが「車掌DJ」を務めるユニットで、デビューシングル「MOTER MAN(秋葉原~南浦和)」がヒットし、有名になりました。
MOTER MAN (秋葉原~南浦和)
その後、2001年に発売されたマキシシングル「MOTER MAN Vol.3」で仙台編&京浜急行が登場。
我が家に残っているスーパーベルズのCD。
一番左がVol.3で、4曲のうち3曲が仙台がらみで、その1曲目が仙石線。
YouTubeに動画がUPされていたので載せておきます。
MOTER MAN 仙石線
そのCDを買った時かだったかは覚えていないのですが、CDを購入した人の中から抽選で、ラジオの公開録音イベントに参加出来るというものがあり、期待しないでくじを引いてみたら見事当選。
1枚の当選で2名まで参加出来るというので、友達を誘って行きました。
実際に仙石線に乗って仙台から石巻までを往復し、その電車内で公開録音をするというもので、4両編成の団体臨時列車扱い(^^;)。
途中の駅(確か松島海岸駅)で、CDに乗客役(東北訛りのある男性)で登場した本間明彦さん(在仙ローカルキャラクター)が魚屋の格好で電車に乗ってきて、乗客は大爆笑。
私も見ましたが、本当に魚屋にいてもおかしくないような格好で、思わず吹き出してしまいました。
片道1時間半ぐらいの乗車だったのですが、車内にはトイレがなく(当時の話。今はあります)、石巻到着後、駅のトイレには長い行列が出来ました。
往復3時間ぐらいでしたが、大盛り上がりの中仙台まで帰ってきたので、時間はあっという間に過ぎていった感じでした。
「MOTER MAN仙石線」はその後2バージョン(205系Mixと2015Ver.)が発表され、205系Mixでは念願のトイレが付きました(^^;)
205系Mix
残念ながら2015Ver.が発売されていたのは知らなかったので、Youtubeで見ました。
2015Ver.
地元人にしか分からないネタなので、県外の方はさっぱり分からないでしょうね。
とにかく、震災の津波で大打撃を受けた鉄道路線が復活したのは嬉しい事です。
石巻には「石ノ森萬画館」があり、その関係で仙石線の車両には石ノ森章太郎の作品がラッピングされている「マンガッタンライナー」があります。
マンガッタンライナーの画像はこちら。
マンガッタンライナーは頻繁に走っているわけではないので、沿線で見かけたらラッキーです。
最近は車で移動することが多くて、滅多に電車には乗らないのですが、たまには乗ってみるのもいいかもしれませんね。