明日、4月1日より商品やサービスの価格を
消費税を含めて表示する「総額表示」が
義務化されます。
価格表示は消費税率が5％から8％に
上がる前の2013年10月に税抜き価格での
表示を条件付きで認める特別措置法が
施行されましたが、今月いっぱいで効力が
無くなるという訳です。
私は、この事をつい先日まで知らなかった！
取引先の小売店さまからの問い合わせ。
「4月から総合表示になるので在庫の
商品の下げ札を付け替える為、
総合表示の下げ札を送って
頂けますか？」
ん？ 総合表示？ 付け替え？
それから大慌てで下げ札を作り直し。
だけどあの時に依頼されていなかったら
今頃もっと大変な事になっていたわ。
だってもう明日からなんだもの。
＊
財務省の提示している資料によると、
税込価格10,780円（税率10％）場合
総額表示に《該当する》価格例として
「10,780円」
「10,780円（税込）」
「10,780円（うち税980円）」
「10,780円（税抜価格9,800円）」
「10,780円（税抜価格9,800円、税980円）」
などが、挙げられています。
「9,800円（税抜）」
「9,800円（本体価格）」
「9,800円+税」
などは、総額表示に該当しない
poissonnerieはずっと総合表示だった
ので消費税が5％から8％になった時
在庫も全部下げ札を付け替えたよ。
凄く大変だったのに又10％に！
あの時は、もしもまた変更に
なったとしても税抜き価格に
（+税）をつけておけば下げ札を
全部作り直して付け替える
なんて面倒な事をしなくても
済むと思っていたんだよね。
だけどそれが期限付きの
特別措置だったとは
何気なく生協の申込書も変わっていた～！
価格欄が２段になっている分、文字が
ギューッと詰まっているよね。
今後も税率が変わる度に
コストも手間も掛かる作業が
消費者側は見やすくなるかも知れない
けど、価格表示を変更する側は
それはそれは大変よ～
お願い、もう消費税を変えないで！