嗚呼、青春 ~席替え編~ | 小鳥と魚と私

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~可愛い小鳥と魚との日々~


席替えの思い出
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小学生の頃の苦い思い出



小学校二年生の時に転校してきた男の子がいました


その男の子はスポーツ万能、学力優秀、他の男の子よりも大人びた性格




最初はどこか子供らしくない彼を嫌っていました


そしてある日、彼を泣かせてしまった



まるで好きな女の子にわざと意地悪する男の子みたい(笑)



そこで自分の気持ちに気がつきました



初めての恋



ずっと秘めてた思い




四年生になった時


担任の先生と個人面談



先生は近所に住んでて、家に遊びに行ったりしてすごく仲良しだったんです


そんな関係の先生だったので、色々と素直に質問に答えました



好きな男の子を聞かれた時も、素直に彼の名前を答えた…




しばらくしたある日、先生が決めた席替えの表が黒板に貼られました



残念な事に、私は片思いの彼とは隣にはなれなかった


彼の隣には、同じく彼の事が好きなライバルの女の子が…




その後何度か席替えがあったけど、そのたびに彼とその女の子は隣同士だった





怒りがこみ上げた私は先生に思い切って聞いてみた



どうしていつも○○君と○○ちゃんは隣なの?

先生、私が○○君が好きなの知ってるでしょ?






先生はこう答えました



○○ちゃんは○○君のことが好きなのに、恥ずかしがり屋で上手にお話ができないの


でも(私)ちゃんは大丈夫でしょ?


わかってあげて…








それ以来先生の事は好きになれず、彼への熱も徐々に冷めました



もちろんその女の子の事も…





こうしてひねくれた小学生の出来上がりです(笑)



記憶力の悪い私


でも嫌な思い出って忘れないもんです




女って、小さくたって女なんだなぁ…(笑)