出かける時、いよいよ怪しい空模様になった。
折りたたみ傘を バックに入れて 出かけた。

バスに乗っている途中から、雨が☔️降り出し、
傘持ってきて 正解だった と チョット鼻高々   笑

バス降りても 結構降ってる

折りたたみ傘って
一度 開くと 閉じた時 そのまま持てないし
たたんで しまわなきゃならないし

走るー走る  小走りーー
建物の雨当たらない場所を 渡り歩き
すこしは濡れたけど、傘ささなかった!
笑笑




帰宅したら 並んで寝てました




舐め舐めしてもらってる


寒くても くっついてると 幸せだね






なんだかな…
猫の世界も色々あるだろうけど、
人の世は、ホント 大変よーねー

ただ、ただ、生きるためにってよりは、
色んなものが カラダにくっついて
邪魔だわね…



夏目漱石
「草枕」        より

に働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさがこうじると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいとさとった時、詩が生れて、が出来る。
 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りょうどなりにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容くつろげて、つかの命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命がくだる。あらゆる芸術の士は人の世を長閑のどかにし、人の心を豊かにするがゆえたっとい。