観光地と言うには、
それほど知られてないですが、
日本人なら一度は訪れる価値のある、
植民地時代に建てられた
保存状態がとてもよい日本家屋が
韓国の国家登録文化財として
一般公開されてます。
ふらっと行っても15分もあれば、
観覧できる日本家屋に
会いに行って来たのでシェアします!
釜山 水晶洞 日本式家屋
場所は地下鉄1号線の
”釜山鎮駅”1番出口から歩いて10分ほど、
少し坂道を上がっていくと
突如、見えてきます。
2007年に韓国の国家登録文化財に登録され、
2021年から文化空間として
一般公開されてます。
引き戸玄関の入口を入ると、
券売機があるので、
ここで観覧料を支払ってから、入場します。
入場料:1,000ウォン
入場料+飲料セット:3,000ウォン
(ペットボトルのドリンク、
カプセルコーヒーから選択)
(2024年12月現在)
アタシは入場料だけにしたので、
お茶はしませんでしたが、
畳の間に座って、
ゆっくりとお茶を飲みながら、
観覧するのもおつなものです。
次回行くときはお茶したいな
ここは玄関の風景で
引き戸の玄関を開けて入ると
日本と錯覚するような、
こんな感じになってて、
料亭のようなお寺のような雰囲気です。
すべて純和風の畳の部屋になってて、
室内の左側は縁側というのか、
通路になってます。
1943年に玉田稔という日本人が建築した
植民地時代の建物で
現在は韓国の国家登録文化財第330号に
指定され、文化遺産国民信託が管理しています。
細かいところまで装飾がされた、
伝統住宅でとにかくとても繊細できれいです。
日本の事業家が会食などの社交空間目的で
建てられてとされてるだけあった、
2階に上がる階段はお客様用の階段と
裏方の方が使う階段と2つあり分けて
あるところもとても興味深いなと思いました。
2階はふすまで仕切る純日本の和室です。
床の間があったり、
アタシの子供の頃はこんな家も
多くあったなと…
日本の温泉旅館のようなそんな雰囲気もあり、
とにかく、
室内は日本に居る気分にさせてくれる
不思議な空間でした。
外観から見たこの角度がとても
きれいでした。
館内のトイレを最後にお借りしたんですが、
田舎のおばあちゃんの家と
同じで…
引き戸を開けると
手前に男性の立ち小便用の便器が
あって、その奥のドアを開けると
女性用となってました。
幼いころ夜にトイレに行くのが
お化けが出そうで
怖くて怖くで仕方なかったあの時と
同じ間取り…
忘れてたあの頃の恐怖が蘇りました。
本来の敷地は
もっと広く石塔の前の石があるところは
大きな池があったようなのですが、
初めの所有者が左側の土地を売却したそうで
この垣根のとなりに小型のアパートが
建ってます。
昔はこの南浦洞や釜山鎮周辺は
海からも近いこともあり、
日本人が多く住んでたエリア
この建物も高台にあって、
当時はこの家から海を見渡せるとても
よい立地だったようです。
植民地時代解放後は
日本人は日本へ引き上げとなり、
残された日本人が住んでた家屋は
”日本家屋”ではなく、
”敵産家屋”(敵国の財産)と呼ばれてたそうです。
そのため、空き家になった


日本でももうあまり見ることのない
武家屋敷の書院造りと言う
住宅様式て建てられた
海外にある貴重な日本家屋に会いに
行って見るのはいかがですか?

NAVER地図にリンクします
月曜日休館
運営時間:10:00~17:00
最終入場:16:30
時々休館になることもあるので、
事前に確認してから訪問することをおすすめします!
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今日もお付き合い
ありがとうございました
いつもいいね♪ありがとうございます。