韓国でみんなが知ってる、

日曜の朝のTVと言えば…

”動物農場”という動物をメインとした

長寿番組があるんですが、

そこで放送してた興味深い食用犬の現実と

これから施行される法についてシェアします。

 

まず、

韓国には犬を食べてきた伝統があります。

アタシがソウルへ留学に行った20数年前には、

補身湯(ポシンタン)の食堂の看板が

路地裏に多くあったことを記憶しています。

 

夏には滋養強壮で家でも犬肉を買って来て、

家でポシンタンを作って食べたと言う人もいれば、

 

おじいちゃんが大きな鍋に

生きてる犬をまる茹してるの

子供の時に見たって人もいた。

 

アタシは愛犬家でもあるし、

犬を食べる発想さえしたことがないのですが、

犬肉を食べたことのある人は牛肉よりも美味しい

と言うのも良く聞く話でした。

 

前置きが長くなりましたが、

2024年1月9日

”犬の食用終結法”可決

 

2024年8月7日から

犬の食用目的の飼育・屠殺および

流通など終食に関する特別法が施行

 

3年間の猶予期間を経て、

 

2027年2月7日から

食用目的の犬飼育・増殖・屠殺・流通及び

販売を全面禁止になります。 

 

TVでしてたのは食用飼育されてた犬を

保護してる団体の話です。

 

食用犬は土佐犬か土佐犬とのミックスが多く、

土佐犬=食用犬という偏見が多いのと

大型犬なのでなかなか里親探しが

難しいって内容でした。

 

土佐犬は日本の犬で闘犬で有名ですが、

そんな日本が故郷の土佐犬が

なぜ、土佐犬が食用犬の代名詞になったか…

 

写真はお借りしました。

 

人間の捨てた食料ゴミを食べて、

仲間が死んでいくのを見送り、

そして、自分も同じ道を歩む…

 

不法の闘犬場で闘犬として生きたあとは

食用犬となって一生を終える…

とてもとても、残酷で悲しい現実です。

 

保護された土佐犬も

生まれてから檻の中で生活してきたので、

檻から出るのが恐怖で保護して6か月が経過しても

檻から出てこない犬が多いと言ってました。

 

そして、

過去のトラウマを克服する多くの犬は

年齢が若いそうです。

 

 

2027年2月7日の完全施行されれば、

食用目的の犬飼育・増殖・屠殺・流通及び

販売業者はすべて廃業することになります。

 

長すぎる3年…

そして、

現在残ってる食用犬は45万頭…

多すぎないですか?

 

立場を変えると、

食用犬を育てる農家は現在約1500カ所で、

このうち半分以上が65歳以上の高齢層なんだとか、

廃業するための、業種変更に支援が

あるとのことですが、

その詳細は9月上旬に明らかになるそうです。

 

完全終結するまでは

まだまだ時間がかかりそうですが、

この法が施行されたことを

高く評価したいと思います。

 

 

土佐犬についてはこちら下矢印下矢印

 

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今日もお付き合い

ありがとうございましたラブラブ

 

 いつもいいね♪ありがとうございます。