夜のコモレビ′ | ソラヒビ

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2012.10.06 なんば ファイナル

気付けば雲に覆われた空を見上げながら
開場を待つ。

あの日もこんな感じで空を見上げられるはずだったのになっ。
と、思いながら。

少し肌寒い。


やっと会場に入っていつもの定位置につく。


始まって見たボーカルの彼。
まるで、師匠を思わせる。
髪の色とゆうよりは
出で立ち。
あの華奢な身体にさらっと着たTシャツにギター。
1番は右隣りにあの時の彼がいるからかもしれない。

でも、今までそんなことが重なったことはなかったのに。。
やっぱり顔が隠れてしまう あの髪型のせいなの かもしれないな。笑。


歌は相変わらず格好良くて時に沁みてくる。

いつ見ても
全力で動き、弾き倒すベース。

そしてあの頃から踊らされ続ける
変わらない姿の強烈なギター。

ドラムはあまり見えないのでよく判らないのが正直。

だけど あの4人でしか鳴らない音が身体に進入してから
満ちていく体内に溺れて
求めるように天を仰いでは笑みを漏らした。

来て善かった。
と後ろで誰かが言っていた。

確かに。 とほくそ笑んではヒタヒタな自分を
音の中に解放し続けて。

久々の原点。

この風景の中に居たくて
またここに来るんだと改めて思った。

そんな彼らのLIVEは最高でした。

昔よりも動く気がする身体に反して
あげなくなった手と声。
想いはただこぼれるのに。
でもそれがあたしで居られるのならいいかと。

そして、あの人もこんな静かな熱さでいるのかも、と思い返していた。


アンコール。

静かなアンコールも悪くない。
ただ少し、これが最後だと、とは思ったけれど
そこで終わるはずもなく次でちゃんとあげてくれる。

2曲終わり、満たされた想いで あるかもとは思ったけれど
そこで終了してもいいと思い外へ出た。

とりあえずチケットを交換してお酒を手にする。
その時聞こえた歓声に再び中へ。

ポケットに忍ばせとこうと思ったけど
動くと後で開けれなくなるなと、飲みながら聴くことにしてみた。

片手に持ちながら時折呑んで
変わらず揺れる。

ラストはあたしの1番好きな曲。
それを聴いてなかったことにその時まで気付かないでいた。
それだけ今回のLIVEが善かったと感じていたみたい。

覚えたはずのその歌。
歌えはしなかったけど染みついた感覚は剥がれてなくて
おもいっきり幸せに浸れた。


戦いの場だったはずのあの空間は
いつしか交換の場になっていた。

時折ぶつかる人達に苛立ちも正直あったけれど
あたしの円を保ったまま過ぎた幸せな時間は
掛け替えなく、
置いていけるほどない荷物も気付けば重さを変えていて。

こんなに白くて子供のよな帰り道はそうない気がしていた。


あの時間を放ってくれてありがとう。
また絶対逢いましょう。
例えばもっと大きな場所で でも。笑。

そうなるといいね。