ウルフ・オブ・ウォールストリート | My favorite things

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ディカプリオXスコセッシで話題の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」




3時間と長い映画だが、スピード感があり退屈はしなかった。しかし内容はただのドタバダ、観終わって後に残るものはないし、感動も驚きもましてや考えさせられることもない映画だった。

実在の人物の物語だと言うことだが、映画では多少の誇張もあるだろう。だとしても、こんな下品な映画は観ていて気持ちのいいものではない。悪人を描いた映画でも少しは人間の情、日本映画で言えば義理人情のようなところがあってはじめて観ている人に何かを伝える事が出来るストーリーになる。

しかしこの映画は口先だけの悪人がやりたい放題やってきて少しも反省もなく、救いようがない。

ただ、事実に基づいていると言うことなので、リーマンショック前、ウォールストリートの投資会社が「ハイリスクハイリターン」の商品をつくり無防備で善良な投資家に売り込み、顧客が損をしようとおかまいなしに手数料稼ぎをして馬鹿騒ぎをしていた様子が想像できる。このようなことは本当にあったんだろう。

日本の投資顧問の社長が「もうけて悪いんですか?」と言ったあと逮捕されたことがあったけれど、この主人公も結局最後まで自分がだました人たちに対する謝罪のかけらもなく自分の将来の事ばかり心配していて結局逮捕され実刑判決を受ける。そんなシーンにも観ていて何も感じなかった。

映画では、主人公他取り巻き連中が四六時中コカインやドラックに手を出すシーンがあるけれど、あんなに公然とラリッていても、その罪が問われる様子がないのは何故?アメリカってそういう国なのだろうか?

この映画がアカデミー賞ノミネート5部門ってありえないと思ったが、それがアメリカ的なのかもしれない。

★(1点)