「海賊とよばれた男」上・下 百田尚樹  | My favorite things

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百田尚樹氏の最新作

「海賊とよばれた男」を読んだ。実在の人物の話だ。


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明治以降の立志伝中の人物といえば、岩崎弥太郎、松下幸之助、本田宗一郎、井深大、盛田昭夫、などは誰でも知っている人物達。それぞれが、独自のアイデア、経営理念で、国の規制など歯牙にもかけず、成功を収め、そして日本という国の発展にも大きく貢献した人たちだ。

でも「出光佐三」という人物については自分もそうだけれど、あまり知られていないように思う。この本を読んで、「出光佐三」という人物が最初にあげた人物達と同じくらいすばらしい経営理念そして不屈の精神、努力をした人であることを知った。


人間中心の経営理念(出勤簿なし、定年なし、馘首なし)すべての社員を信頼し、信頼できるよう教育している。その信頼に答える社員がいるからこそ、会社が苦境にたっても乗り越えていける。そして事業の目的は会社の利益ではなく、国のため、国民のためというブレない方針がある「金の奴隷になるなかれ」・・・・・


本来国の官僚がそのように考えなければいけないのに、官僚たちは自分の権益も含めた業界保全の方針しか出さない。いわゆる「護送船団方式」で内輪の権益を守る方針に従わない出光は国やライバル企業からの妨害を受ける。出光の強い信念が次々と妨害を打ち破る。


日本人が好むストーリー、これが実話であり実在の人物である。このような偉大な人物を知らなかった自分が、情けないと思うほど、素晴らしい人物である。


私の尊敬する「本田宗一郎」氏は、「出光佐三」氏のことをどのように思っていたのだろうか?とても興味ある。当時二人の対談とかなかったのだろうか?

百田尚樹氏はこの実話をとてもうまく読みやすい作品に仕上げている。氏の考え方にフィットした題材なのだろう。


これからはガソリンは出光のスタンドで入れようと思った。