静岡県三島市は私の生まれ育った故郷です。
小さな時からこの町が好きだったのですが、この町を離れそして歳を重ねるににつれますます愛着を感じ、いとおしささえ感じる故郷になってきました。
三島、は東京という大都会に近すぎず、遠すぎず、ちょうど良い距離感。東京でのイベントには日帰りで行ってこれられるし、適度に田舎の雰囲気があります。
大きな富士山がどこからでも見えて、市内を流れる小川の水はどこもきれいです。小学生のころは、市中の川でよく泳いだものです。
私が中学生のころ一時小川が汚染されたこともありましたが、その後市民の水を守ろうという機運が高まり、今では街を流れる川の水はどこもきれいです。
これらの水のほとんどは富士山の雪解け水が溶岩の間から地下を通って三島で湧き水となってわき出てくると言うことです。
私の実家はこの三島で昔から「三州屋」という豆腐屋を営んでいます。今は82歳の母が一人で切り盛りしていますが、昔からのなじみのお客さんが来てくれる限り、身体に無理をせず続けていきたいと言うことです。
いまでは、豆腐もスーパーなどで他の食材と一緒に購入するのが普通ですが、なじみのお客さんはスーパーでの買い物の帰りにわざわざ豆腐を買いに立ち寄ってくれます。

息子がいうのも何ですが、とってもおいしいですよ(^_^)/
また三島で有名なのは 「鰻」ですね。「桜や」「うなよし」が全国的な有名店です。地元の我々は、別のお店に行くことが多いです。なぜ「鰻」が三島なのかは、よく知りません。これも水がきれいということが関係するのかもしれません。(三島では養殖は行っていませんが・・)
三島は、新幹線を使えば普通の通勤圏です。乗車時間は約50分。だから最近は東京へ勤めている家族が引っ越ししてきて多くなってきています。そしてそのため、街が田舎の雰囲気は残しつつ、お洒落なお店も目立たぬように増えてきているようです。また教育熱心な都会からの人たちのせいか塾なども盛んのようです。
私たちが泳いだ小川のある柳通りには有名な作家たちが残した三島に関する記述が石碑となって並んでします。
知らなかったけれど、これらを読むと太宰治や井上靖なども、三島に愛着を持っていたのが分かります。
井上靖の文章にある、「街の中央にある映画の常設館」は私が小学生の頃、父に連れられて行ったことがある映画館です。しかし、今は中心街には映画館はなく、郊外の複合施設にシネコンがあります。
また、三島といったら三嶋大社の夏祭りです!
東京・横浜に住むようになってからも、お盆の8/15~17のこの祭りには必ず帰ってきています。私が幼い頃よりもずいぶん盛大になりました。かなり集客のための告知をしているみたいです。
このお祭りの一番の見物は「三島しゃぎり」という、独特の祭り囃子です。
チャンチキ・チャンチキ・チャンチキドンドンと、かなり激しいリズムでを打ち鳴らします。町内会ごとの山車が町中に繰り出し、その上で打ち鳴らすので、祭りの間はどこからでもこの「三島しゃぎり」が聞こえてきます。
圧巻は 16日の夜三嶋大社の前でいくつかの山車が角突き合わせて始まる「しゃぎり合戦」です。
今年は子供達の都合が合わず、一人での帰省でしたが、好きな三島の街を楽しんできました。





