「天国から来たチャンピオン」
足の怪我のおかげでどこへも動けないので、久しぶりにお気に入りの映画を観てみた。
初めてこの映画を観たのはいつごろだろう?
ロードショーではなく、公開後しばらくたってから自由が丘の「武蔵野館」で観たことはたぶん間違いない。
1980年前後、一人でいろいろな名画座で映画を見て歩いた。そんなころふらりと入った「武蔵野館」で観たんだと思う。自分の好きなジャンルにズバリはまった映画で、以来何回も鑑賞している。
当時はVHSもない時代だから、名画座で観る以外は、TVでの放送しかなく、TVで放映してくれないかと願ったりしたものだ。
今では、このようなちょっと古い映画のDVDはアマゾンなどで安く販売しているので、私も大好きな映画は、つい購入してしまう。
アメフトのトップ選手が大事な試合の前に交通事故で亡くなってしまう。死後の天国へ行く中継駅で自分の死が天国の案内人の手違いであることを知った主人公は生前の世界へ戻せと主張する。本人には戻れないが代替えの肉体なら戻れるということで大富豪の会社経営者の体に入り込みアメフトへの復帰を目指す。そんな時、知り合った女性と恋に落ちる。
ラブコメらしい楽しい設定。しかも主人公の前向きな明るさで、映画全体の雰囲気もよい。
最後、二人がグランドを抜けていくシーン、エンドロールにあわせて照明が一づつ消えていく演出・・・・これからの二人がどうなるかは観客の想像に・・このパターンが好きだ。
久しぶりに観たので、映像の雰囲気や登場人物のファッションなどは時代を反映して古臭く感じるが、今のコメディと比べても遜色ない、ウィットの聴いた演出、そして心温まるストーリー、幸せな気分になれる。
監督・主演の「ウォーレンベイティ」の代表作は「俺たちに明日はない」だが、彼のイメージやキャラはこの映画にいちばんハマっていると思う。
それから余談だけれど 日テレで数年前に「ドリーム☆アゲイン」というドラマがあった。どう観ても「天国から来たチャンピオン」のリメイクなストーリだけれど、そんなことを少しも出さずにオリジナル脚本ぽく番宣していた。しかも内容のレベルは、ひどいもので、私などは大好きな原作「天国から来たチャンピオン」を冒涜してるとさえ当時おもったりした・・・・
それにしてもあの当時、一人でよく観に行ったものだ。家に近いこともあって自由が丘「武蔵野館」が好きだったなぁ。
