ん忘れてはいけないキジ猫2匹、イッコウとニコウの事を書きます。

 
元の飼い主さんからの写真です。
左イッコウ右がニコウ  キジの兄弟2才です。
 
とある方が猫10匹を手放さなくてはならないことになり、去年の12 月末急遽猫の譲渡の協力をすることになりました。7匹を預かりました。と言うよりも譲渡できない時は返すことができないので実際に私が譲り受けた7匹でした。
 
みやざき愛護センターに毎週日曜日に開催される猫の譲譲渡会に皆勤賞で参加しました。
 
1月・2月で5匹譲渡することができ、1匹が私の地域猫となりました。
 

 
 
イッコウが何故地域猫になったのか?
イッコウもニコウも完全室内飼育ではなく、外に遊びに出てました。イッコウは外で生き抜く力を持っていたのか我が家の猫とぶつかりました。
Shimaとは喧嘩が絶えませんでした。
 
行動もカーテンレールの上を歩いたりするなど、ダイナミックなものでした。飼い主さんからは鳥を捕まえてきた事もあると聞き室内猫で治るのか心配が絶えませんでした。
 
我が家の猫達はセラピーキャットです。みんなイッコウの真似をしてカーテンレールに乗ったり、ゴミ箱を漁ったりし始めました。
 
我が家の猫達の群れが崩れてくるのがわかりました。
飼い主と相談して地域猫にしようとイッコウを引き取りました。
 

イッコウが私の家に居たのは1ヶ月でした。最後の方は甘えて膝にも乗って来ました。
譲渡も考えましたが、部屋で走り回る姿を見ると地域猫でもいいのかと日々悩みました。
 
私の所に餌を食べにくる地域猫は今2匹です。
この2匹は3軒の家から餌をもらっています。
耳カットをしてダンボールの家をもらって住んでいます。私の家は横に大きな道路が通っておりイッコウを離すのは危険なので、他の餌やりさんのいる餌場にイッコウを離しました。
 
イッコウは一度離れて私が呼ぶと戻って来ましたが、抱き上げる手を振りほどいて走って行きました。
 
それから4日イッコウを見ることはありませんでした。
イッコウは絶対他には行かないと言う私の思い込みは崩れさりなんで外猫にしたのか、なんでイッコウだけ譲渡しなかったのかと後悔の毎日でした。
 
5日目の夕方イッコウは私の家の玄関に座っていました。でも名前を呼ぶと逃げて行きました。
イッコウは捨てた私に怒っているのだと思いました。
それからは時々イッコウを見ますが。声をかけてもいつも走り去ってしまいます。本当の野良猫にしてしまいました。
 
餌は食べに来ています。イッコウが来るのは6時ごろから夜中です。餌は美味しいものを置いてます。
7匹預かって5匹に新しい飼い主が決まりました。
 

飼い主さんがイッコウ、ニコウ、まるちゃんの赤ちゃんの頃の写真を撮っていました。
イッコウ以外の2匹は暖かい家庭で新しい生活を始めます。 イッコウは地域猫として生きていきます。
私が勝手に決めてしまった猫の生きる道
イッコウを譲渡できなかったことで、猫の保護活動が虚しくなりました。
 
ただ救いはイッコウが生きていてくれていることです。
兄弟のニコウは今トライアルに出ています。

まるちゃんは先に私が保護していたはるちゃんと一緒にもらわれて今は幸せに暮らしています。
 



猫を保護することは本当に難しいです。
 
 
 
 
 
前回のブログで書いたキジ猫の姉弟は姉は地域猫に弟は譲渡猫へと道が分かれました。いえ、私の判断でわけられました。

イッコウたち兄弟も私に生きる道を決められました。
イッコウの譲渡をなんで頑張れなかったのかと日々後悔しています。
 
しばらく保護活動はお休みします。この2ヶ月で15 匹を保護しました。気持ちも気力も萎えています。
 
3月からはアニマルセラピーが忙しくなります。
頑張ります。