お散歩のとき、遥か遠くからくる車におびえて
動けなくなるくせに「ウィルソン・オブ・ダイアモンド・エコー」
というずいぶん立派な名前のついた血統証付きのまーちゅ。

まーちゅことマリスは私が12年前に一人暮らしをしているときに飼った
目の中に入れても痛くないくらい愛しいチワワ犬です。
心臓の病気がみつかってから2年、病院に通っていて
先生にはいつ倒れてもおかしくないと言われていたので
覚悟はできていたんですが
病気の事を忘れるくらい元気にしていたので
未だにまーちゅがいない事が信じられません。
もしかしてと本気で思ったのは発作の回数が明らかに増えてきた
三日くらい前からで抱っこすると胸のあたりを
触るだけで’ヒャー’っていって発作が起きるので
抱っこ禁止となっていました。
今思えば、もう一匹の犬レモンが調子が悪く
数ヶ月前からサークルで囲って生活しているので
心配性なまーちゅの心労がかさんで心臓に負担がかかったのか
とか、みんながレモンのことばかり気にしていたから
疎外感を感じていたかもしれない。
私が最近忙しかったから意地けていたかもしれない。
抱っこしてほしいのにみんなしてくれないとスネていたかもしれないし
発作がおきれば「僕どうなっちゃうの?」なんて不安そうな顔をしていたし
そんなことからストレスがかかっていたのかもしれないな。。。

いつも私の帰りをソファーの上の特等席で首をなが~くして
待っていてくれたまーちゅ。
家に帰ると、またまーちゅの鳴き声が聞こえて来るきがしたり
つい外からまーちゅいるかな?って窓をのぞいてしまって
まーちゅがもういないんだと思うと寂しいし
いつもの日課になっていた、ただいまのハグもできないと思うと
帰ってくる張り合いがない。。。
あ~あ、もう一回でいいからぎゅーって抱っこしたいな。。。
昨日、お葬式を無事に終えてお骨をお寺の祭壇に置いてきましたが
灰になっちゃったまーちゅ骨がとても丈夫で骨密度が高く
小さい犬では珍しいらしく奇麗に形が残ったまま
小さな小さな骨が並んでいました。
心臓以外はとても丈夫だったみたいで本当に残念です。
まーちゅ、可愛かったな。。。
まーちゅのデビルマンみたいなおでこ大好きだった。
迷惑そうな顔したり、すねたり、お風呂っていうと
憂鬱そうな顔になったり、嬉しくて走り回ったり
ビビリなくせにけんかの仲裁に飛び込んでいったり
悪さしたときしらばっくれたり、怒られるととぼとぼ
歩いていったり、本と人間みたいに
わかりやすい性格で全部が可愛かったな。
まーちゅん、最後苦しかったけどよく頑張ったね。
いつもお姉ちゃんの側にいてくれてありがとうね。
優しい気持ちをくれて本当にありがとうね。
心臓に負担かかるからって、思い切り走ることが出来なかった分
わんわんワールドで元気に走り回ってくれていると良いな。
まーちゅ、またね。