ダウンタウンの松ちゃんが大変なことになっておりますですね。
久々に、松ちゃんの著書「遺書」「松本」の記憶が甦ってきました。
高校生の頃だったか、週刊朝日で連載していたコラム、毎週楽しみにしておりました。
その中で、「面白いことを理解できる能力と、面白いことを創造できる能力は別。」
すごく印象的な言葉だった記憶があります。
今では当たり前だろ、となるかもわかりませんが、30年くらい前にはっきりと表明していた人間は稀有だったと思います。
毎週、新たな刺激に出会える幸福な時期でした。
それにしても、当時の週刊朝日はパワフルだった。
ナンシー関のエッセイ、中条一雄のサッカーコラム、西原理恵子の恨ミシュラン、山科けいすけの4コマ漫画、それに加えて松ちゃんですから夢の連載陣でしたね。
私の通っていた高校の図書館、週刊朝日が置いてあったので、毎週火曜日は即図書館でした。
テスト返却のたびに「こんな点取りやがって!」と私を指示棒でしばいていた数学教師も週刊朝日好きでした。
数学教師は変わり者で、職員室で浮いていたため、休み時間は常に図書館にいました。
数学教師が図書館に来たら、サッと週刊朝日を持っていき「今週もよかったすよ。」「お、そうか」なんてやってました。
授業とテスト以外では、けっこう仲良しでした。
ある日、図書館で本格的に居眠りしたところ数学の授業をブッチしてしまい、数学教師が図書館にやってきて即バレ。
担任の世界史教師の元へ連行されました。
「世界史教師に怒ってもらうぞ。あの先生は真面目だから怖いぞー」と数学教師はニヤニヤしてました。
数学教師が「渡辺が図書館で寝ていて私の授業をブッチしました。」と告げた瞬間、世界史教師「バカヤロー!」とナイスパンチが叩き込まれました。
それを見た数学教師がオロオロして「先生、落ち着いて!渡辺もついうっかりで…」とかフォローしていて、私は「お前、どうしてほしいねん」と笑いこらえるの必死でした。
その時、許してもらうには怒ってる人が引くくらいのことした方が手っ取り早いんだな、と勉強になりました。
大学時代、ラグビー部の後輩が野球部の自転車を盗んで、それを野球部に発見されてけっこうな問題になりました。野球部首脳と、ラグビー部首脳の話し合いが持たれることに。
その場、野球部首脳の目の前でラグビー部監督こと溝畑ハッチンはチャリパク部員をボッコボコにしました。
ドン引きする野球部首脳が「先生、勘弁してあげて下さい!」と制止するほどに。
「あー昔、俺もそんな感じで処理されたなー」と感じ入った次第。
全然松ちゃんと関係ない話に脱線しましたが、こんなとこで。